[まふまふ]拾った猫の秘密。[そらる]

秘密２２ ページ25

A視点

二人とも目をキラキラさせてカレーライスを見ている。






カレーライス…食べたこと無いのかな？






スプーンを二人に渡す。






私はもう、食べちゃったからな…






そらまふと一緒に食べたかったな…






なんて、思ったり。






ま「美味しい!!美味しいです!!Aちゃん!!」






そ「うまっ…」ﾊﾟｸﾊﾟｸ






二人とも、美味しく食べてくれて、






作った甲斐があったな。






ま「Aちゃん、はい、あーん」






『えっ!?』






急にあーんを迫られる。






出されたスプーンを前に、困惑する。






ま「食べないんですかー？」






『私、もう、食べてきたし。』






ま「口移しでないと、食べれませんか？」






えっ？






まふは満面の笑みで言う。






この子は恥ずかしいという単語を知らないのかな？






『いや、そう言うのじゃ無くて…』






ま「じゃあはい、あー」






『一回だけだよ？…ん。』






私はまんまと罠にまあ、掛かったようです。







まふはまた、ニコニコしている。






すると、まふは私の耳に近づいて






.






,






.






,






ま「次の時は、口移しだからね。」





.







少し、低い声で囁いた。

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