弐拾八振目 ページ30
物吉「もう！みなさん、絶対はぐれないで下さいね？」
貴方「努力はしよう」←
太陽は少しばかり西に傾いた頃、町の入口。
物吉が少し強めに注意する。
明石「はいはーい…
ほな、早よ買い物済ませましょー」
物吉(しっかりしてる)
明石(万屋に行ったことある)
三日月(行きたがった)
そして俺(主命(笑))
以上が主が買い物に送り出した四振りだ。
マイペース揃いだな！
三日月「明石。万屋は何処だ？」
初めて訪れる町にわくわくしながら三日月が問いかけると
明石はしばらく考えて口を開いた。
明石「あー……何処やったっけ」
…沈黙。
三日月「よきかな、よきか((物吉「よきかなじゃないです」
貴方「はっはっは…取り敢えず彼処の甘味処にでも行かないか？」
三日月/明石「賛成！」
物吉「もうなんでもいいです！
甘味でもなんでも食べてやりますよ！」
もうやけくそ状態の物吉に、子供のように喜ぶ太刀勢。
貴方「では行くとするか。
万屋の場所も聞けるだろうしな」
物吉「！…そうですね！
(そこまで考えてたのか…流石です)」
俺達はすぐそこの甘味処へ足を向けた。
＊＊＊＊＊
本丸にて
燭台切「あぁぁ…あの面子で大丈夫かなぁ…」
洗濯物を干しながら、心配そうな顔でため息をつく。
主「燭台切さん。忘れちゃダメだよ！これは…
”はじめてのおつかい”なんだから」
洗濯を手伝いながら何か意味ありげに微笑む主に、頭に「？」を浮かべる燭台切。
主「あの番組ではカメラマンが後ろから見守ってるね？」
燭台切「うん、そうだね」
主「だから僕、式神にみんなの後をつけさせてみたんだ〜。
何か危機的状況になったら式神が知らせてくれるよ！」
燭台切「いつの間にそんな技マスターしたの主!？」
主「えへへー…最近、霊力の使い方わかってきてね。
お金も余分に渡してあるし、心配しなくて大丈夫だよ……多分」
それにみんな強いからね！
主がそう付け足すと燭台切も相槌をうって笑った。
＊＊＊＊＊
明石「も〜…なんやのコレ…
Aはんのせいとちゃいます？」
貴方「三日月じゃないか？」
三日月「Aだな」
今の状況を簡単に説明すると、
町人に囲まれながら甘味処に到着
と言ったところだろうか。
みんな刀剣男士を見るのは珍しいのか、とも思ったが、普段も主と近侍で買い物に来ているし…
物吉「みなさんが美形すぎるせいですね！」
君もだろう…と言いかけたが中から出てきた店員の声に遮られた。
店員「いらっしゃいm…」
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サミ(プロフ) - 新しいさにわ、いい人なんですけど…十六夜くんと刀剣達の絡みが読みたくてきてるので、もうすこし影薄くしてほしいです。 (2016年8月20日 1時) (
レス) id: 6fe0904d32 (このIDを非表示/違反報告)
つるもちぃ(・ω・)ノうさ(プロフ) - 是非、十六夜 君を描かせてください！((もう書いてしまった(( (2016年3月20日 20時) (レス) id: 8ec2ed0298 (このIDを非表示/違反報告)
熊葛(プロフ) - コメントありがとうございます！コメ返は続編でさせていただきますね(^-^) (2016年3月19日 20時) (レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
未来華月(プロフ) - 一兄に、｢頑張って守って！私の周りにも、私の保護対象下（←）にいる人が２,３人います。お互いに頑張りましょう！」というエールを送ります！ (2016年1月17日 15時) (レス) id: bdb1f6db73 (このIDを非表示/違反報告)
熊葛(プロフ) - 檗(ばく)さん» 本当ですか！そう言って頂けると私も嬉しいです^ ^更新頑張りますね！ (2016年1月17日 7時) (レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
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