弐拾七振目 ページ29
燭台切side
夕飯の材料買って来てくれない？
そう言うつもりで襖を開けたら、部屋の中が凄い混沌としていた。
部屋の隅で眠る小狐丸さん。
Aの右腕と左腕にしがみつきながら眠る一期くんと獅子王くん
さらにAに抱きつきながら眠る三日月さんと鶴さん
そして四振りに抱きつかれながら眠るA。
石切丸「生き残ったのは山田さんだったね」
鶯丸「田中もいいところまで生きたんだが…」
主「あ、燭台切さん！みんな寝てるから静かにね〜」
人差し指を口に当てて、何故かカメラを持った主が言った。
燭台切「主、なんでカメラ…」
僕が聞くと、主はニコニコしながらさっきカメラで撮ったらしい、みんなの寝顔写真を見せてきた。
鶯丸「鶴丸あたりに高値で売れそうだな」
石切丸「はは…兄上の写真かい？」
燭台切「知ってるんだね…じゃなくて！」
危うく本題を忘れそうになったよ！
燭台切「誰か夕飯の材料買って来てくれないかな？
まだ時間はたっぷりあるから、急ぎじゃないんだけどね」
主「わかった！じゃあ僕と近侍の清光くん…は今出陣してるから…」
非番の子は…と書類をめくる主。
その時、鶯丸さんの口から思いもよらない言葉が飛び出した。
鶯丸「刀剣だけで町へ行ってはいけないのか？」
主「え、駄目な訳じゃないんだけど…
みんな万屋の場所とかわかるかな？」
鶯丸「万屋に行ったことのある奴を行かせればいいじゃないか」
燭台切「大丈夫かな…？」
石切丸「しっかりした人が居れば大丈夫じゃないかな」
しばらく悩んでいた主が、いきなり顔を輝かせて叫んだ。
主「はじめてのおつかい！」
一期「ん…おや、私としたことが。
だらしのない所を見せてしまいましたな」
鶴丸「ふあ〜…よく寝た！
……っ！」
あ、鶴さん、Aの寝顔見て悶えてる…
そしてそれを見た一期くんから殺気が…
笑顔が黒いよ！
一期「鶴丸殿…兄上に何かしてないでしょうね？」
鶴丸「も、もちろん！」
主「起こしちゃった？ごめんね…」
貴方「…うーん…おはよう」
三日月「話は聞いたぞ」
主「いつから起きてたの」
三日月「刀剣だけで町へ行っては…あたりだな」
寝顔盗撮がバレてないことに主が胸を撫で下ろし、今までの会話の説明をした。
そして相談した結果
万屋に行ったことがある人としっかりしてる人含め、全部で四人くらい居れば安心
ということに落ち着いた。
主「それじゃあ、メンバーはこうするよ！呼んできてね！」
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サミ(プロフ) - 新しいさにわ、いい人なんですけど…十六夜くんと刀剣達の絡みが読みたくてきてるので、もうすこし影薄くしてほしいです。 (2016年8月20日 1時) (
レス) id: 6fe0904d32 (このIDを非表示/違反報告)
つるもちぃ(・ω・)ノうさ(プロフ) - 是非、十六夜 君を描かせてください！((もう書いてしまった(( (2016年3月20日 20時) (レス) id: 8ec2ed0298 (このIDを非表示/違反報告)
熊葛(プロフ) - コメントありがとうございます！コメ返は続編でさせていただきますね(^-^) (2016年3月19日 20時) (レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
未来華月(プロフ) - 一兄に、｢頑張って守って！私の周りにも、私の保護対象下（←）にいる人が２,３人います。お互いに頑張りましょう！」というエールを送ります！ (2016年1月17日 15時) (レス) id: bdb1f6db73 (このIDを非表示/違反報告)
熊葛(プロフ) - 檗(ばく)さん» 本当ですか！そう言って頂けると私も嬉しいです^ ^更新頑張りますね！ (2016年1月17日 7時) (レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
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