お酒×初恋=ほろ甘依存症【さとみ】

アルコール7% ページ8

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『これ終わりました』



「流石、頬切だな。完璧だ」



『ありがとうございます。失礼しました』



さとみちゃんには凄く止められたけど一回家に帰って、準備して、いつも通り出勤中である



行かないで何て言われたら行きたくなくなるじゃん！って言ったけど本当はとめられただけ幸せだった



寝泊まりしたのに携帯番号もLINEも聞けないままだったのが残念だけど



「頬切さん、一緒にランチでもどうです？」



と笑顔で現れたこの人は七森先輩



歳上で上司なのに敬語で後輩にまでさん付け



爽やかだし優しいし間違ったりしても怒らずにアドバイスまでしてくれるしイケメンと言う理由でよく女子は会社の神様だ。←と話している



『えー、良いんですか？是非！』



「じゃ、行こー」



会社の上司の中で一番好きだけど会社の中で、一番警戒している人物でもある



何かずっとニコニコしてて爽やかだし優しいし裏無さそうだけど合っても可笑しくないし…←









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私が働いている会社は大手でお金もそこそこ持っている



しかもお洒落な内装、外見なので若い子達は良く入りたがっているらしい



『どっち行きます？』



「決めて良いんですか？」



『勿論です』



どっち？と言うのは会社の中には、カフェと食堂があって、どっちに入るかと言う話



「カフェ、にしましょうか」



『じゃあそうしましょう』



男性なのにカフェ選ぶの流石としか言い様がないよ…←



「クリームチーズサーモンサンドウィッチと抹茶ラテのホットセットを１つお願いします」



ほら、選ぶ物が女子だし←失礼の塊



『私は…トマトバジルトーストとブラックコーヒーのアイスで』



ブラックだしアイスだし。私が冷たい事が物語っているんだよ、きっと。←



でも私は皆みたいに美味しい！って感じれる物が少なくてこう言う何か暗めの名前とか色の料理とかが好きなんだよな



七つも不思議は無いけど七不思議。



『じゃあ座ります？』



「そうですね〜…あ、今日は窓側空いてるんですね。行きましょうか」



『本当だ…はい』



窓側は人気で滅多に空かない



景色が良くて、雨でも外に少しある植物が綺麗に見える為に人気だ









「頬切さんは彼氏とかいるんですか？」



『え！？ごほっごほっ…』



「え、大丈夫？」



七森先輩の口から恋愛の話が出てくると思わなかった…



『だ、いじょーぶです…居ませんよ』



「えー？すっかり居ると思ってましたよ」



何処情報でしょうか()









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