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「…悟、寮を案内してやれ
それから諸々の警備の説明もな」

『ん?』

「合格だ
ようこそ呪術高専へ」

『よろっ』

差し出してきた手に改めて挨拶しようとした瞬間、人形にボコッと殴られた

「あっスマン術式解くの忘れてた」

その後、Aは五条に連れられ案内されていた

悟「とりあえず、ここは好きに使っていいよ」

『おー!!広い広い!!』

荷物を置きベッドに寝転び窓を開けクローゼットを開けた

悟「2.3年は今、出払ってるけど
ま、すぐ会えると思うよ人数少ないし」

話を聞いてるのか聞いてないのかAは鼻歌を奏でながらジェニファー・ローレンスのポスターを貼り付けていた

悟「でも別にAが戦う必要なくない?
宿儺の指は僕や伏黒が取ってくるから君はここで待っていればいいじゃん」

『いい!!やるったらやる!!蒸し返すな!!
グータラしてるアタシにボロボロの伏黒が指届けるのは受けるけど』

悟「確かに
まっ君が戦わないなんてことはありえないんだけどね」

『あっ!!試したな!!』

ニヤリと笑う五条にAは頬を膨らませた

悟「そんな簡単に見つかるならとっくに全部、見つけてるっちゅー話」

気配が大きすぎるモノ息をひそめているモノ
既に呪霊に取り込まれているモノ

悟「"探す"ということに関して
これ程、面倒なものもない」

でも今は君がいる

悟「君の中の宿儺が力を取り戻すために指の在り処を教えてくれる
君は器でもあると同時に探知機でもあるわけだ現場にいないと始まらない」

『そんな親切かな?コイツ』

Aはお腹をさすりながら首を傾けた

悟「そこはWINWINの関係が築けると思う」

キィとドアを開け出ていく2人

「げ、隣かよ;」

聞き覚えある声がした

伏「空室なんて、いくらでもあったでしょ;」
『おっ伏黒!!今度こそ元気そうだね!!』
悟「だって賑やかな方がいいでしょ?」

よかれと思ったんだけど…

伏「授業と任務で十分です;」ありがた迷惑

悟「まっ!!いいっしょ!!」
伏(良くない…)
悟「それより明日はお出かけだよ!!
3人目の1年生を迎えにいきます」

オマケ

『つーか…ねぇ…先生』
悟「ん?」
『ここ女子寮じゃないの?女子寮ないの?』

「「……」」

『流石の私も夜這いの危険がある同期男子童貞の
しかも無神経な空気読めない奴の隣は嫌…』

Aは軽く溜め息をついた

伏「(怒)」
悟「んー女子寮はないんだよね…
確かに異性の隣はヤバイ?んーとりあえず保留で」

『えー』

Aは頬を膨らませ五条を見つめ訴え続けた

4話 鉄骨娘→←・



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作者名:卯月 | 作成日時:2022年7月6日 16時

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