グリーンホワイト＃１２

ダン習からの… ページ8

気分転換と言って外へ来たものの…

『ゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッ……ゼーゼー………』

ス「佳穂里 ちゃん、お疲れ様です。だ、大丈夫？？顔色悪いよ？」

『大丈夫……ゼーゼー……』

ス「直也くん呼ぼっか？？」

『大丈夫…ちょっと風に当たったらすぐ戻るし、大丈夫。ありがとう』

ス「わかった〜。」

『ゲホッゲホッゲホッゲホッ……ゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッ……』

千「佳穂里 ？」

『ゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッ…ちあちゃん…ゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッ…』

千「ちょっ…大丈夫？ヨシヨシ」(背中を摩る)

『ゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッゲホッ…あり…が…とう…』

千「佳穂里 、熱ありそうだよ？すごく体熱い」

『大丈夫…あっ、そろそろ、戻らなきゃだね。』

(立ち上がった)

フラッ…(しゃがみ込む)

『ハァハァハァ…ゲホッゲホッゲホッゲホッ……』

千「佳穂里 ？？大丈夫？？」

『大丈夫…ちょっとフラってしただけ…』

ス「佳穂里 ちゃん、大丈夫？やっぱり顔色悪いよ〜。無理しない方がいいんじゃない？」

『大丈夫……大丈夫。スタジオもどろっ？』

千「佳穂里 、無理だけはしないでよ〜。」

『大丈夫〜。ありがとう』

(スタジオに戻ってきた)

直「佳穂里 、大丈夫なの？」

『大丈夫…』

日「顔色悪いよ〜」

宇「無理だけはしないでよ〜」

『大丈夫。ありがとう』

(休憩後は個人の振り入れなので、振り付け師さんが付きっ切りで教えてくれます)

ス「でははじめますね〜。」

(振り付けを確実に覚えるため、一つ一つの動きを確かめながら踊る)

『ゼーゼー…ゼーゼー…』

(顔色が真っ青になり、チアノーゼが出て意識が朦朧としてきている。)

ス「大丈夫？？ちょっと休む？？」

『大丈夫……』

ス「でも…」

フラッ…ドサッ…(倒れた)

ス「佳穂里 ちゃん？？」

(スタッフの声と物音でみんながこちらを向いた)

直「佳穂里 ！？」

ス「佳穂里 ちゃん！？」

(みんなが佳穂里 を囲むように集まる)

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