私の学校にいる六つ子達

スクールライフ28 ページ34

「十四松！何歌うか決めた？？」

「俺は歌わねー」

「ええ、一緒に歌おーよ！！」



今はすずちゃんたちが歌っていて

すでに5曲入っているので

私達が選ぶ時間は沢山あった



「俺が知ってるやつは
お前がわかんねーやつだろ」

「えー、でも十四松が歌うのってこれでしょ？」


私が見せると、十四松は驚いていた


「なんで知ってんだよ」

「女の勘、ってやつかな？！」



なんて、この前おそ松が歌うって言ってたからね

6つ子の好みは同じかなって思った、なんて

口が滑っても言えない



「私これ知ってるよ！歌お！！」

「...仕方ねーな」

「やった！！じゃあ、いれまーす」



予約して、出番が回ってくるまで

十四松とお喋りした





.....


「うたったー！！次の曲、だれー？？？」


すずちゃんが聞いてきた曲は、私たちだった


「あ、十四松！！次だよ！！」

「ええ！！2人で歌うの？？じゃあ、マイク！」

「あ、俺のも、はい！」

「っ、さんきゅ」

「じゃあ、歌おっか！」



画面が切り替わり、曲が始まった




.....


「十四松くん、歌上手くない？！」

「だよなー！！十四松、お前すげーよ！！」

「は？！んなもんフツーだろ！！！」



十四松は、とても歌が上手くて

普段褒められてないせいか

十四松は少し照れていた



「十四松、すっごい上手いよ！！また歌おうね！」

「っ！！！わ、わかったよ！！」

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