スクールライフ14 ページ15
私はあることに気づいた
私以外の生徒は、全員運動場でキャンプファイヤー
を楽しんでいた
あれー！？なんで？？
え、トド松とか一松とかならまだ分からなくもない
チョロ松もカラ松も百歩譲って
パートナーがいてもおかしくない
「でも、あの十四松だよ！？！？」
あの子、最近は学校行ってなくて
今日久しぶりに来たというのに
もう相手を見つけてダンスをするなんて！！
やば、完全なるボッチ
先生も何気楽しみにしていたし、
今頃エンジョイしてる頃かも
私の青春はどこで死んだんだろう
仕方なく、屋上へ向かった
今帰っても目立つだけだし
·····
「カ、カラ松？！どうしてここに」
「あー、Aか。え、ダンスは？」
「ちょっと色々あってね。カラ松こそどうして？」
「俺は、二人きりになると、
緊張して話せないんだ」
カラ松はそんな奴だったな
そんなことを思っていると
何かを思いついたように、私の元へ走ってきた
「良かったら、俺と踊らないか？」
「私なんかでいいの？てか、緊張は？」
「は？今更だろそんなの。
てか、Aがいいんだけど」
「お、おぉ」
カラ松の演劇にスイッチが入ったっぽい！！
いつもと人格が変わってる！
「カラ松、今不覚にもキュンとしたよ！！凄い！」
「不覚にもは余計だろ」
そう言って、笑いながらダンスをする構えになった
「あ、カラ松！少し聞きたいことがあるんだけど」
「なんだ？」
「フォークダンス？ってやつのやり方知ってる？」
「知らないけど？」
「私も知らないよ？！どうする？」
私達は、初心者同士だったらしく
ダンスをするって言っても、動けない状態でいた
「まあ、楽しければなんでもいいんじゃないか？」
「！？ま、それもそうだよね！！」
私達は、うっすらと聞こえる音を頼りに
雰囲気で踊った
予想通り、私はカラ松の足を何回も踏むし
カラ松もワタワタしてぶつかることはあるけど
楽しみながら踊れた
「そうだ！カラ松、さっきの演劇部の披露
良かった！普通にかっこよかったよー」
「そうか。何か、
Aに褒められると照れくさいな」
「えぇ？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 64人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「おそ松さん」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
永遠に松ガール - 木乃狐@さん» いえいえ！！こちらこそ、見て下さってありがとうございます！ (2019年3月31日 10時) (
レス) id: 00b3b12e69 (このIDを非表示/違反報告)
木乃狐@(プロフ) - ちょうど映画を見て探していたので、とても嬉しいです！！ありがとうございます (2019年3月30日 15時) (レス) id: edef6b2d86 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美咲 | 作成日時：2019年3月24日 1時
