関係[短編]

先生×生徒ver.5話 ページ5

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次の日＿＿＿＿






「おはよ....えっA....？」




「紗季おはよー」




「ど、どどうしたの？！」




「ははは、似合わないよね....」





髪を金色から栗色に染めて



ナチュラルメイクにして大分雰囲気が変わったし



まあ驚くか......





「はよー」





紗季が私の腕を引っ張って



教室に入ってきて来た北山のところまで連れてく





「きき、きたみつ、Aが！！」





北山の前に行くと



頭から足のつま先までまじまじと私を見る





「お、お前....どうしたその格好....」




「何驚いてんの....ってか先生が言ったんじゃん」




「へえーやれば出来んじゃん」




「まあーね」




「うっし、じゃあ俺職員室行ってくるわ」





ご機嫌な顔して教室から出て行ったから



私も後に続いて廊下に出る





「北山！！」




「ん？」





後ろからの私の声に反応して



顔だけ私の方に向けてる





「え...っと....」





ありがとうとかごめんとか



言いたい事はたくさんあるのに



その一言がなかなか言えないでいると





「ずっとそのままでいろよ


　なんか.....すげーかわいいから」





こっちを向かずにそう言って走り去ってしまった





「......っ//」





なんなのあいつ



これ以上私にかまわないでほしい





じゃないとわたし.....っ、

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