関係[短編]

先生×生徒ver.2話 ページ2

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「どいて」




「いやだ」





なかなか北山がどかないから



無理やり出ようとしたら



腕を掴まれてフェンスに体を押さえつけられた私




「なにすん.....ん.....っ、」





いきなり顔が近づいてきてキスしてきた北山



深いキスに息が苦しくなる





「んう....きたやま....っ、」




「可愛い声だしちゃって」





ちゅう.....くちゅ.....





ねじり込むように北山の舌が入ってきて



私の口内を暴れている



(でもこのキス嫌いじゃない....)



そしてやっと唇を離してくれたと思ったら





「はあ...はあ...携帯....」




「返してほしけりゃ、授業さぼるな」





スカートのポッケの中にあった携帯を取リ上げて



屋上から出て行こうとする





「最悪....」





聞こえないぐらいの声で呟いたら



あっそれからって言ってこっちを向く北山



なにか企んでる様な笑みを浮かべながら





「次またその格好してたらまじで襲うからな」





教員とは思えない発言をして



屋上から出て行った

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