ラヴ・リミナル[前編]

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集中して仕事をしている私



でもやっばり考えちゃうのは昨日の事で



(昨日先輩とシちゃったのかな...//)



でもそんなわけないじゃんって思ったりもする



会社で見る先輩は誰にでも優しくて紳士で



酔った人を襲うようなそんな人には見えない



けど今朝の先輩はいつもと雰囲気が違ったような



なんて思いながら先輩をちらっと見ると



先輩と目が合った



すぐに逸らしたけどこっちに近づいてくる先輩



(や、やばっ！！こっち来るの？！)



思わず俯いて目を瞑った時





「ガヤおはよー」




「タマそっち順調？」





玉ちゃんの方に行って喋ってる先輩



(な、なんだ...玉ちゃんか...)



変に構えてた自分が恥ずかしくなった



でもほっとして安心した



気を取り直して仕事を再開しようとした時




「どうした、ぼーっとして」




耳元で聞こえた甘い声の主は...



振り向くとすぐ近くに先輩の顔



(い、いつの間に！！ってか顔近い//！！)



私の右肩に顎をのせてる



少しでも動けばキスしてしまいそう

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