密室[短編]

ロッカーver.3話 ページ3

.






「....っ//？？！！」





「はは、今日はピンクか可愛い」





「へ、変態//！！」





「変態じゃねーよ」







ムッとした太ちゃんの顔が一気に迫ってくる





思わず目をつむる





熱い吐息が首筋にかかったかと思うと





すぐに柔らかい感触にかわった







「....やぁ」








ちゅうっと音がして首筋にピリッと痛みが走る







「太ちゃんだめ...//誰か来ちゃう//！！」






「いいの間違えだろ、誰も来ねーよ」








なかなか、どいてくれない....






(誰かに見られたらどうするのよ...//)






そしたら案の定廊下の方から男子達の声





なんかどんどん近づいてくる感じがする....








「げっ、北山達....」








太ちゃんがいきなり私から離れて焦りだした








「ど、どうしよ//？」








こんなの見られたら恥ずかしいよ//






私も慌て始めると









「Aこっち」









太ちゃんが私の腕を力強く引っ張った

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