私の彼氏はボディーガード？！2

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さっきから、ずっとそわそわしながら



藤ヶ谷さんを待ってる









来た.....








「遅くなったな」








「ごめんなさい！！！！」








私は頭を下げる




来たらまず、謝るってことは決めてたから








「私がわがまま言って

　
　だから...みっくんと真哉くんは


　悪くないし....みんなに迷惑かけたし....」








もう覚悟はできてる。




怒鳴るなり殴るなりして下さいっ....








......。







返事がないし！恐る恐る顔を上げると









「俺の方こそ悪かったな、怖い思いさせて」









「へっ.....」









予想外の言葉に思わず変な声がでた....









「北山から聞いた


　石王の奴らの仕業で目的は俺だったって」









「い、いや、それは約束破った罰ですよ....」








「それに、お前の事何も考えてなかった


　普通外出禁止なんて無理だよな」









なんで、なんで皆怒らないのっ.....





みっくんも藤ヶ谷さんも









なんか、目頭が熱くなってきた.,..っ、









「今からどっか行くか」








背を私に向けて喋ってる藤ヶ谷さん




多分私が泣いてるの分かってて....








「嫌か？」








　
「また...迷惑かけるかも....です....。」









石王の人が言ってた事が本当なら



私まだ、狙われてるかもだし









「だったら守ってやらねーとな」








こっちを向いてははって笑ってる







藤ヶ谷さんのこんな顔初めて見た






怖い人なのかなって思ってたけど





違ったみたい




きっと、表現する事がちょっと苦手なだけで





本当はすごく思いやりのある人。








この時私は、この先何があってもずっと




この人のそばにいたいって心から思った

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