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「は？何言ってんの、そんなの、」
「無理なのはわかってん。でもなA以外の人を好きになれんの。やっぱりAがええ。それにまだ別れた理由に納得したわけじゃないねん。」
「別れた理由は確かに納得いかないのは後々思い出して確かにって反省したけどもう一度やり直そうって…」
「別れた理由をもう一度説明して欲しいねん。どうしてもAがいいんよ」
ほんとは帰りたいけど確かに別れたのにも一方的見た今とこあったし、
「わかった、、、私たちって家庭環境似てるじゃん？それで付き合っているとはいえお互いの心の隙間を埋めるような関係でもあったと思うんだよね。私はそれが居心地良かったけど羊はその関係から離れようとした。これは別に悪いことじゃないし自立ということもあるし、すごくいいことだと思う。
でも私からすると離れないで欲しかったしずっと傷の舐め合いしてるつもりでいた。だから離れるなら自分離れた方が気が楽。って思ったんだ。
でも私も自立する事ができたしよかった。…ほんと自分勝手でごめんね」
あぁ、ほんとに泣きそ
「ほんま自分勝手やな…
確かにこのままじゃあかん思ってそういう関係からは距離を取ろうと思った。でも恋人っていう関係からは距離を取るつもりなんてなかったんやけど…
僕は別れた後もどこかでAに会えんか思って、もう一度やり直せるチャンスないかってたっくさんお金貯めていつ自分のところに来てもいいようにしてたんよ。なんならAは主婦でもいいし、子供も安心して暮らせるぐらいにはしてんねん。
そんな先の未来も想像して馬鹿馬鹿しいなんて思うかもやけどこんくらい本気なんよ。」
「で、でもそんな生活してたら前以上に羊に依存しちゃうしっ、」
「それでええねん。てかそれがええねん。」
「だからもう一度付き合ってくれませんか」
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作者名：いちご | 作成日時：2023年4月10日 5時
