リア充女子の憂鬱　＜ARS＞ (ページ5)

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昼休みになると必ずやって来る人物がいる。

それは、

・

？「A～♪」

「あ、リン。」

・

隣のクラスの女子・鈴野恋夏。

通称・リン。

ある意味、とても凄まじい性格。

・

リ「こないだ、××の小説を買ったらね～」

・

ここまではフツー。

だけど

・

リ「そのシーンがめっちゃ・・・ムへへ(ニヤ」

・

ムへへという

笑い方があるのだと私は初めて知った。

・

そのロリ好きにはたまらない容姿とは裏腹に、

言動・行動がなぜか人と違う。

ほんとはいい人だと思う。

だけど・・・

・

リ「大野く～ん♡」

・

行動が大胆すぎる。

リンはこのクラスの男子、大野智にベタ惚れだ。

・

智「何・・・。」

・

もう、このやりとりに飽きたのか。

大野智はもはや呆れている。

それもそのはず。

このやり取りが始まり、約４か月ぐらい。

飽きない方がおかしいだろう。

・

リンもリンだ。

よく飽きないな。

やっぱリンって人と違う。

・

・・・私も人と違う人間になってみたい。

・

なんて思うわけがない。

そこまで目立ちたいタイプじゃないし。

みんな・・・そうでしょ？