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エピソード61 ページ40

私が無茶振り覚悟で聞くと、グリムは難しい顔で考えてくれた。

グ「う〜ん、じゃあ……
…『ツノ太朗』なんてどうだ?」

ユ&主「「"ツノ太朗"?」」

いやそれは怒られるんじゃ……。
…まぁでも、他に良いのないしいっか。

ユ「良いじゃん!」

「ユウさん、今グリムさんの案以外に何も思い付かないからこれで良いやって思いましたよね?」

Aちゃんはあきれた顔で睨む。

ユ「ほ、ほら!本人もああ言ってたんだし…」

「…そうですね…」

グ「ツノ太朗も学園の生徒なら、そのうちひょっこり会うかもな。そしたらオレ様にも紹介してくれよ。ツノが生えた人間なんて見たことねぇんだゾ!」

ユ「人間かどうかも怪しいけどね…」

「また逢えたら、今度こそマレウス・ドラコニアさんについて詳しく聞かないと……」

ユ「だから止めときなって!?」

私が冷静に突っ込んでいると、向こうからケイト先輩とリドル先輩がやってきた。

ケ「おはおはー、ユウちゃん、Aちゃん」

「けーさんにリドルさん!おはようございます!」

ユ「おはよーございます。先輩方」

リ「おはよう…ん?」

挨拶を返していると、突然リドル先輩が私に近づいてきた。

リ「キミ、少しタイが曲がっているよ」

ユ「えっ!?
…あ、ほんとだ……」

リ「ルールの乱れは心の乱れからだ。監督生がそれでは示しがつかない。…といっても、キミの寮の寮生は一匹と一人だけだけどね」

そう言うと、リドル先輩は私のネクタイに手を掛け、をしっかりと直してくれた。

リ「…うん、これでよし」

ユ「あ、ありがとうございます……」

ビ、ビックリした……

グ「エースとデュースは一緒じゃねえのか?」

リ「彼らはハートの女王の法律第249にのっとって、ピンクの服でフラミンゴの餌やり当番中だ」

わざわざピンクの服で!?
…エースとデュースどんなの着るんだろう……ヤバイ…想像するだけで笑いが……ww

リ「笑ってる場合じゃないよユウ。
…ところで、昨晩また怪我人が出たらしい」

「なっ!?」

グ「ふな"っ!?本当か?」

また!?こっちはまだ何も解決してないのに…!

ケ「目撃していた肖像画くんの情報によると、怪我をしたのはスカラビア寮の2年生。
ジャミル・バイパーくん。調理室で事故に遭ったらしい」

ユ「スカラビア寮……確か、黄色っぽい腕章をつけた人達だよね?」

リ「あぁ。
今なら朝食の時間だし、大食堂にいるかもしれない。行ってみよう」

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布教する猫(プロフ) - その発送はありませんでした……確かに可愛い!!宇琉夜ハルさんコメントありがとうございます! (3月27日 10時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - エピソード40を見ているとウツボのエラを掃除しに行く小さいエビを思い出してすごく可愛かったです! (3月27日 10時) (レス) @page20 id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - ありがとうございます!!頑張ります!!゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚ (2022年3月25日 17時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
ふりぃわいはい(プロフ) - すごい面白いです!更新楽しみにしています!(///∇///) (2022年3月25日 17時) (レス) @page22 id: ca558b45f8 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - 気軽にご感想をお書き下さい (2022年2月7日 19時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:布教する猫 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs yue1  
作成日時:2022年1月7日 0時

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