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エピソード47 ページ26

エ「ウチの寮とは随分雰囲気が違うな」

ケ「それなー。なんか、超野性味を感じるというか?もう空間そのものかワイルドだよね〜」

「各々の寮ごとに建物は勿論、気温や湿度まで異なってくるんですねぇ……」

流石異世界の魔法学園……

エ「で、ジャックだっけ?どんな奴なんスか?」

エースさんが目的の人物について問うと、けーさんは端末(スマホ)を片手に答えた。

ケ「褐色肌に銀髪。狼っぽい耳とフサフサと尻尾がトレードマークらしい」

「詰まり…狼の獣人さんですね」

グ「フサフサの尻尾……
おっ、アイツじゃねーか?1人で庭走ってるヤツ!」

ユ「え、どこどこ……?」

グリムさんが指を指したその先には、確かに情報通りの筋肉質な狼の獣人さんが、オレンジと黒の体操服を着て走っていた。

ケ「ビンゴ!
グリちゃんお手柄!特徴ピッタリ。彼に間違いない」

エ「っつーか、さっきの双子に引き続き、体デカッ!」

ケ「あれは運動部がみんなスカウトしたがるわけだね」

デュ「あのたくましさは格闘技にも向いてそうだな」

ユ「多分どのスポーツにも向いてるんじゃない?相当鍛えてるよあれ。
…まぁ、仏頂面なのはちょっと怖そうだけど……」

皆さんがジャックさんに対して目を丸くして見ている中、ユウさんは感心しながら少し緊張した面持ちで言う。

ケ「ユウちゃん、緊張してる?
オーケー、ダイジョブ、リラーックス♪いきなり噛みついてきても、守ってあげるからさ♪」

彼女の様子に気づいたけーさんは屈託のない笑顔で励ました。ユウさんは少し嬉しそうに口の端を歪ませる。

ユ「ケイト先輩……」

「そうですよユウさん。何かあったら私もお守りします!」

ユ「ありがとうAちゃん……
(ケイト先輩よりよっぽど頼りになるよ〜(T∀T))」

ユウさんは先程よりも嬉しそうな笑顔で私の頭を撫でた。

ケ「ちょっとちょっと!?ボクだって結構強いんだからね!」

ユ「…さっき私達置いてきぼりにしたの忘れてませんからね〜」

ケ「うぅっ…!」

エ「おま、まだ怒ってんのかよ!」

ユ「当たり前でしょ!」

「まぁまぁ、早速聞き込みに行きましょうよ」

私がそう言って宥めていると、グリムさんが颯爽と駆け出しジャックさんに話しかけた。

グ「オイ、そこのツンツン頭!」

ジャ「………あ?」




「あ、デュースさん。
ジャックさんには事の発端を隠さず全て話して下さいね。他の人にも伝言をお願いします(ボソッ)」

デュ「えっ?(ボソッ)」

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布教する猫(プロフ) - その発送はありませんでした……確かに可愛い!!宇琉夜ハルさんコメントありがとうございます! (3月27日 10時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - エピソード40を見ているとウツボのエラを掃除しに行く小さいエビを思い出してすごく可愛かったです! (3月27日 10時) (レス) @page20 id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - ありがとうございます!!頑張ります!!゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚ (2022年3月25日 17時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
ふりぃわいはい(プロフ) - すごい面白いです!更新楽しみにしています!(///∇///) (2022年3月25日 17時) (レス) @page22 id: ca558b45f8 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - 気軽にご感想をお書き下さい (2022年2月7日 19時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:布教する猫 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs yue1  
作成日時:2022年1月7日 0時

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