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第二章 変わる日常 ページ8

いつもの様に昼に起きて支度をする。

昨日寺に落としたであろう遺書は何処か遠くに飛ばされる事を祈った。




『ねむ……』




支度も終えてウトウトしながら少しベットに座っていると、扉を叩く音。
棘かなぁ?とか思いながら扉を開けるとなんと乙骨。




「おはよう、宵喰さん。」

『…え?あ、うん。おはよう乙骨。どうしたの?』

「えっと…皆と稽古、しない?体力作りとか。」

『しない。…っていうか出来ない…かな。』



…一応天与呪縛の話はクラスメート全員にしてあるはずなんだけど…。

忘れちゃったとか?あんまり絡むことも無いし。
…っていうかそれ言うためだけに来たの?




「それで…さ。道場内ならどうかなって。日光当たらないでしょ?」

「行ってやれよーA。憂太さんその為に悟にお願いしてたんだぜ〜?」




何処で聞いてたのか乙骨の後からひょっこりと顔を出すパンダ。
…全く気付かなかったんだけど。

急なパンダの登場に何も言えずにいると横から同級生二人の声が。




「A、憂太、パンダ!お前ら遅ぇぞ、何無駄話してんだよ。」

「しゃけ、ツナマヨ。」

「俺も!?」



「…はは、僕が呼びに行くって言ったんだけど…結局大所帯になっちゃったね。」

『ほんとそれ。…よし、行こうかな。』

「えっ、本当!?」

『何驚いてんの。…あ、乙骨。』

「どうしたの?」

『ありがと。』



そこまで言うと乙骨とパンダに背を向けて真希達の方に駆け寄る。

…とても嬉しかったっていうのは、秘密。





ーーーーーーーーーー





『…づがれだ…。』



嘘でしょ、結構場数は踏んでるし良いかと思ってたんだけど。

…乙骨と真希はまだ手合わせしてる。…凄いなあの二人。
尊敬の念を込めて二人を眺めていると



「ほうほう、これは三角関係か〜?」

「こんぶ〜?」

『何が?』

「とぼけるなよぉ、憂太と真希の手合わせを熱心に眺めちゃって。」

「しゃけ。」



…二人に手刀をくらわせてやった。

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設定タグ:呪術廻戦 , 乙骨憂太 , 夢主   
作品ジャンル:アニメ
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ばにらちゃん🍨 - 乙骨がサイコパスに見えてきた・・・(´ཀ` )グフッ 言葉責めしt((( (1月8日 11時) (レス) @page12 id: f03e70c477 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきよ - 続き見たい (2022年3月15日 2時) (レス) @page12 id: 0f5c343916 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:餅つき野菜 | 作成日時:2022年1月19日 21時

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