お嬢！※修正完了 ページ1
ふっと目が覚め、部屋にある時計を見る。短い針は6を指し、長い針は8を指している。そろそろ時間か、メイが来る前に起きておかねば。可愛らしく怒られてしまう。
黄色のフリルが付いた可愛らしいパジャマを脱ぎ、高校の制服に着替える。動くたびに揺れる金色の長く伸ばした髪がうざったらしい。
扉を開け、階段を降りる。
「メイ、ご機嫌よう」
「お嬢、おはようございます。本日のディナーはハンバーグでございますよ！」
私の専属メイド、メイに控えめに手を振り長い階段を降りる。その際もずっとお辞儀をし続けてくれていた。
階段を降り切り、廊下を歩きだす。
「ご機嫌ようシンさん、動物たちのお世話よろしくお願いね」
「清々しい朝ですね、おはようございます。お嬢の仰せのままに、このシンにお任せあれ！」
有栖川家の兄の専属の執事、シンさんに微笑み長い廊下を歩く。人懐っこい笑顔を浮かべながらお庭の手入れをしてくれている。
廊下を歩いた先にキッチンがある、迷いなくそのドアを開ける。
「母さんおはよう、私もそのお魚食べたいわ。」
「あら、朝からお魚なんて珍しいやんねえ。ふふっ」
有栖川家の縁の下の力持ちの母、私がそう言葉を漏らすとすぐにお魚を用意してくれた。横で軽く結んだ黒色の髪が揺れて美しい。
軽い朝食を食べ終わりキッチンを離れ、リビングに向かう。
「おはよう父さん、私にもコーヒーを入れてくれないかしら。」
「おはよう。Aは俺のコーヒーが大好きなんやな。」
有栖川家の大黒柱の兼大手企業次期社長の父、少し微笑んだ後すぐに砂糖が少し入ったコーヒーを入れてくれた。金色の髪が少しはねていて笑ってしまう。
誕生日席にどかっと座っている父の左隣に一人。
「兄さん、学校で会いましょう。」
「ちょお待っとって、俺もAと一緒に行くわ。じいや、ええよな？」
大きな大きなリビングで朝食を頬張る兄、トントンに声をかける。私とは違う黒色の髪をきっちりと七三分けにしている。生徒会の書記をやっているらしい、双子なのにこんなにも違うんだなあ。
リビングを離れ、時計は7時20分を指している。そろそろ時間のため玄関に向かう。
「じいや、車を出して頂戴。」
「承知いたしました、お嬢。スクールバックはこちらにございます。」
有栖川家の昔からいる使用人、じいやに私たち有栖川家はじいやが居なかったら成り立たなかっただろう。じいやはこの有栖川家に居なければいけない存在である。
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学パロ製造機うの(プロフ) - *空月白/白猫*さん» コメントありがとうございますー！もしや禁断の恋愛に手を染めてしまうのかも…？() ありがとうございます、頑張りますね！ (2019年11月4日 7時) (
レス) id: 7a40cd812c (このIDを非表示/違反報告)
*空月白/白猫* - 校舎裏ですって！？(裏声)まさか告白！？(何故そうなった) 更新頑張ってください！応援してます！ (2019年11月2日 7時) (レス) id: 3c38dcb0f2 (このIDを非表示/違反報告)
学パロ製造機める(プロフ) - わわ、珊瑚珠さん！そんなお言葉を頂けるなんて思ってもいませんでした…ありがとうございます！私も珊瑚珠さんを見習って頑張らせてもらいますね。珊瑚珠さんはお勉強の方を休憩を取りながら頑張りましょう…！受験、応援してます！ (2019年10月26日 9時) (レス) id: 00dabe47f6 (このIDを非表示/違反報告)
珊瑚珠(プロフ) - 勉強という悪魔に邪魔されてました、どうも珊瑚珠です。 いやっ！！まだshaさん出てきてないのに好き！！！これだけでも十分好き！！！です！！！！(大声) 無理せず更新頑張ってください…！！ (2019年10月25日 23時) (レス) id: b01bad1524 (このIDを非表示/違反報告)
学パロ製造機める(プロフ) - マルコさん» わああ…！一話しか更新していないのにそんな光栄なお言葉を頂けるなんて恐縮です！お期待に沿えるように頑張ります、コメントありがとうございました！ (2019年10月25日 22時) (レス) id: 00dabe47f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うのう x他2人 | 作成日時：2019年10月25日 19時
