リボーン　～復讐の刃が折れる時…～ (ページ24)

今日:2 hit、昨日:30 hit、合計:56,160 hit

下の名前で呼んで。ページ24

～放課後～

今日は何も起こらなかった。(多少のﾋｿﾋｿ話などはあったが…)

でも、何よりうれしかったのは、こんな私でも心が開けたこと。

この幸せを…手放したくない…どうしても手放さなければいけなくなったら…

今の私なら…軽く犯罪を起こすかもしれない。(←)

ツ「菊潟さん一緒に帰ｒ貴「今度から、下の名前でよんで。」

ツ「う、うん。じゃあ…A。一緒に帰らない??」

貴「うん!!」

私は帰った。下校はいつも(いろんなことに)つかれて足取りが重かったのに

今日は軽かった。

こんな日がいつまでも続くと信じていた。

こんな日がいつまでも続くと信じていたかった…

貴「ただいま～…って誰もいなけど…」

家には一人でも私の中に、二人いる。(人格だけど…)

一人の夕食はいつもさみしい。慣れてしまったけど…(なれというのは

恐ろしい…)

そして、お風呂に入り、宿題をすませ、ベットに入り込んで、眠りに着いた。

?「A。起きろー。」

貴「う～ん……あ、お兄ちゃん…」

カ「(ﾆｺｯサワダツナヨシは信じられたか?」

貴「う…ん。でも少し心配…かな?」

カ「それはこっちも心配だな…」

貴「でもね、お兄ちゃんと生活してた時みたいに、いつまでも続いてほしいな

って思うことが出来たんだよ!!」

カ「そうか。よかったな。(ﾆｺｯ」

そういってお兄ちゃんは私の頭を撫でた。私は照れながら言った。

貴「私、もうお子様じゃないもん!!」

カ「そうだったなｗｗｗじゃあ…」

お兄ちゃんは寂しそうな眼差しを私に向けながら、手を離した。

カ「これからも信じてやれよ?じゃ、もうすぐ朝だから…寝坊して

遅刻するなよ??」

…私が気付いた時にはもう、朝だった。