3話 ページ4
もう駄目だ。
どうしようもない。
ここは素直に謝罪するべきなのだろう。
「申し訳ございませんでした!!」
躊躇うことなく、頭を擦りつけ、華麗に土下座をする
こういうのは、言い訳するだけ無駄なのだと察した
「...」
何故か、何も言われない
もういっその事、罵倒でもしてくれたら楽なのに、
沈黙がつづく
それと同時に私の心のHPもどんどん減っていく
「もういいよ、顔上げて」
なんと、優しく声をかけられた。
「あはは、今回は俺も鍵かけるの忘れてたし、多少言い訳はあったけど、
すぐ謝ってくれたし。
ただ、2度目はないかも...だからね?」
小さな子供に言い聞かせるかのような。
なんて紳士的なんだろうか、この人は。
まるでファンを裏切らないといいますか
「あ、ありがとうございます...」
ずっと笑顔だから、何考えてるかよく分からないけれども。
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織乃瀬 - どーもー、これからよろしくお願いしますー (2017年8月25日 8時) (レス) id: 7267ac2266 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瀧 織乃瀬 夕季 | 作成日時:2017年8月24日 19時