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title-１ ページ2
-StrayCats- 、
そんな看板を目にして、私は恐る恐る入って行く。
｢…ごめんください｣
私は、古峠(ｺﾄｳｹﾞ) A。
刑事の従姉妹のさくらちゃんの紹介で、私はこの場所に訪れた。
今巷で噂の、小さなバー。
里佳子さん、
魔王こと真央ちゃん、
勝村さん、
そして怪盗探偵山猫さん。
｢あれ、いないのかな───｣
ﾋﾞｭﾝ
奥からの風に、咄嗟に避ける。
ﾋﾞｨｨｨｨﾝ…
バネの様な音がして、私の後ろにダーツの矢が刺さっていた。
｢…？｣
｢…っと、悪い悪い｣
奥からしたのは、きっと山猫さんの声。
｢つい、手が滑っちゃって｣
｢あっぶないなぁ｣
｢気をつけて下さいよー｣
｢山猫の、馬鹿｣
奥から姿を表したのは、山猫さん、真央ちゃん、勝村さん、里佳子さん。
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作者名：(にゃん) | 作成日時：2016年3月23日 17時
