運命だとか【WT】

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Aside

突然言われた一言。

ただの幼なじみだと思ってた人に。


br「ずっと好きだったんだ。

僕なら、Aをずっと守れる自信ある。
誰よりAを知ってる。」

幼なじみってこともあり、こうして抱きしめられると
父親のような安心感がある。



けど、泣くくらい不安になるほどきんときの事がすき
って気づいてた。



この気持ちをぶるーくに隠すのはすごく悪い気がした。


『ぶ、ぶるーく……。あのね、わたしは、』


br「きんときのことが好きなのは知ってるよ。
今告白してた人もきんときがAの事好きって分かってて告白してる。それと一緒。
少しは僕のことも考えて欲しいなぁ……なんてね笑
きんときのことが好きならちゃんと付き合いな？

両思い、なんでしょ。」


『ごめん…。
ありがとう、こんな私を好きになってくれて』


br「ううん。Aのこと好きでいれて良かった。
きんときと付き合わないんだったら僕ずっと
引っ付いてるからねー笑」


『ふふ、ぶるーくらしいね。
これからも、仲良くしてくれる？』


br「もちろん。

応援してるからね！」


その日はぶるーくときんときのこと沢山考えた。

ぶるーくとこれからどう話せばいいのか、
きんときにどう話すか。


そんなとき、スマホの通知がなる。

きんときだった。

きんとき明日話したいことがあるんだけど部活の後一緒に帰れる?

A分かった。教室で待ってるね

もしかしたら、あの先輩と付き合ったって言う
報告かもしれない。


それは不安だけど、明日だけは素直になるぞ。

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