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2話 ページ3

メイside




兵舎に帰った私達を待っていたのは、セスさんの強烈なアタックだった。

セス)メイちゃん!変な奴等に襲われたりしてないでしょうね!

メイ)!!(大丈夫だけど、苦しい…)

息が苦しくなって、セスさんの胸板を叩く。

メイ)っんー!

ルカ)!セス、メイのこと離して。すっごい苦しそう。

セス)あらやだ!ごめんなさい、メイちゃん

そう言って、セスさんは腕の力を弱めたけれど一向に腕を解こうとはしない

ルカ)早く離れて。

セス)嫌よ!アタシだって、メイちゃんのことひとり占めしたいの〜!!

ルカ)ダメ、絶対

そのまま、セスさんを剥がし取って私の手を取る。

ルカ)メイ、行くよ。

メイ)う、うん!

キッチンに向かう途中、私はルカに言った。

メイ)ごめんね、ルカ。もう手、離して大丈夫だよ。


ルカ)まだダメ。

(ルカ、何か怒ってる?)

そう考えていると、

ルカ)別に、怒ってないよ。

メイ)えっ?私、なんにも言ってないのになんで考えてる事分かったの?

ルカ)?口に出てたよ、メイ。

メイ)そうなんだ…ごめん、変なこと思ってて。

ルカ)大丈夫


そう言って私達は、晩ご飯作りに取り掛かった。





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作者名:ぴーちゃん | 作成日時:2017年4月23日 8時

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