検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:5,543 hit

姫君の召使 ページ24

「アリス、失礼のないようにな」

きっくんはそう言い、その場を離れた。

「えっ…」

てかこの姫君可愛くないし。

「はぁ……疲れたわ…
アリス、そんなに気を使わなくて良いわ
あんな風に見せないと母上が五月蝿いからああやってるわけだし…」

何、この人。

「ちょっと待って下さい、姫君様」

「何よ?」

「その様やめなさい、鬱陶しい」

一匹狼ですか。

俺には縁のないタイプだな。

「わ、分かりました」

「分かればいいのよ?アリス?」

嫌いだ、こういう人は。

「はぁ…」

お茶を飲む姫君。

そして召使の俺。

なんでこんな風になってしまったんだ?

そう思うが逃げることなど出来ず。

もしかしてこれからここの国の姫君の召使として住んでいくのか?俺は。

そんなのはいやだぞ。

「アリスってば聞いてるの?」

「あ、なんでしょうか、姫君」

「アリスは紅茶飲むのかしら?」

「ダージリン程度なら」

「何よ、その程度って
意味分からないわ」

意味分からなくてすいませんね。

「まあ、アリスにあげる紅茶なんてないからね」

期待してないから良いですよ。

「所でアリス、何故私の召使になったのか分かる?」

「……分からないです」

この人お喋り好きなんだろうな。

「闇に関わったからよ」



…………………


更新しましたー_(┐「ε:)_

言えど言えずども→←森の奥へと


ラッキー紅茶

バイカル


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.4/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
設定タグ:アリスパロ , MSSP , 最俺
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:葵空 | 作成日時:2014年4月19日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。