『第47話！お久しぶりです…(1)』 ページ3
待てよ、私ってば…コレってもしかしてもしかすると、"ス"と"ト"があって、その後に"カ"と"ー"が付いちゃったりする行為をしちゃったりしてる……？
でも…ディオにゃ前にそーゆーウソついたよな、大丈夫、問題ナシだよな………多分…
そう思いながら、ギュムと目をつむる。と、名前を呼ばれた気がした。
「Aー！さっきから何回も呼んでおろうがァ〜！サッサと出てきなサイ！」
ツェペリさんに呼ばれてましたね。気のせいじゃなかったです、ハイ。
気乗りはしないが、一応ピョコと顔を出せば、そこには心底驚いた、という表情のジョースターさんがいた。
エリナ嬢も、その後ろでちょびっと驚いてる。
「き……君は…A………あぁ…生きてたのか…それともコレは夢なのか…？まさか、君にもう一度会えるだなんて……」
『お久しぶりです……坊ちゃ…いや……
「そう、なら……よかった…本当に…………よかった」
心なしか、ジョースターさんの目に涙が乗ったようにも見えた。心底安心したような表情……尊みプライスレスやでぇ……シヌゥ…
ツェペリさんとの話は、もう終わってるらしかった。だってジョースターさんの骨折が治ってる。カエルのくだりは見逃したか…チクショウ、惜しいことをした。まぁ、元気な姿を見られただけで御の字なのだが。
「紹介しよう、エリナ。この子はA。東洋人の…ええと、"ニッポン"から来たんだっけ？ウン、ウン。…ちょっと前まで、僕の父の手伝いをしてたのだけれど…ごらんの通りさ…」
『どうも、お話はかねがね…ですが……スッッゴク、もう…ジョースターさんに聞いてたのの10倍、いや、100倍も別嬪さんで……このA、ちょいとミジメ〜になりそうですな………』
「お久しぶり、かしら？Aちゃん、カワイイわよ？…女のコだったのね、ちょっとビックリしちゃったわ…ウフフ。……ごめんなさいね、この間は…冷たく、しちゃったみたい…」
『いえいえそんなッ！こちらこそ、一瞬とはいえ看護の邪魔を……！』
まぁ、こういったやりとりが数分、いや、十数分かな？…まぁとりあえず、長めに続いた。もう眼前のカップルの尊みに、煩悩の塊ワイは消滅しそうであった。
「ウォッホン！少し、いいかね…A、それにジョジョ？それで、だ……」
ツェペリさんの存在を忘れてたのは、ここだけの話である。
『第48話！お久しぶりです…(2)』→←『第48話！帽子とヒゲの仙道使い(5)』
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リリィなモモ(プロフ) - つ、続き！待たずにはいられない！ (3月4日 6時) (
レス) @page43 id: 6ff453207e (このIDを非表示/違反報告)
BOOK&「(.-. )」 - 更新頑張ってくれ！応援してます！ (2020年12月27日 12時) (レス) id: 2cdf88906a (このIDを非表示/違反報告)
さむわん(プロフ) - アリアントさん» ア"ッッ…作者自身が脳内でそう呼んでいた為、完全に失念していました…。出会ったとき、「スッピー」と呼んでいいかと確認していたと、そういう事にして下さい……。ご指摘ありがとうございます。 (2017年12月2日 20時) (レス) id: 1d8895c809 (このIDを非表示/違反報告)
アリアント - そういえば、スピードワゴンさんスッピーって言っても何にも言わないんだね。 (2017年11月12日 20時) (レス) id: e93aa7ac9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さむわん | 作成日時：2017年6月25日 20時
