幼なじみと私 (ページ8)

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バイトで話して以来神宮寺くんがよく話しかけに来ることは多くなった

最初こそはハナちゃんはイケメン恐怖症(?)を発症して全然話に入ってこなかったけどあまりにもしょっちゅう来るもんだからさすがに慣れたらしい

うん、慣れって恐ろしいよ？

そして神宮寺くんが私たちに話しかけに来る頻度と比例するかのように顕嵐が女の子とキャンパス内を仲良さげに歩くのを目撃することも多くなった

神宮寺くんによると森下ナミちゃんって名前らしい、見た目ちょっとギャルというかチャラそうというか…パリピ系みたいな？

うまく言葉に出来ないけどそんな感じの子
顕嵐の元カノもっと清楚系な感じばっかだったんだけどなぁ…

勇太｢ま、俺はあの子苦手だけどな｣

ハナ｢の割にはいつメン～♡とかしてんじゃん｣

勇太｢だって森下限定で苦手なだけでアイツと一緒にいる2人は普通なんだもん、悪いかよ｣

ハナ｢べっつにー？？｣

イケメンは怖いだの色々言ってた割には神宮寺くんに悪態つくハナちゃん

一体どんな心境の変化よ。笑

勇太｢あー、あと川崎(A)、森下は見てる限り顕嵐のこと狙ってるし顕嵐のこと狙うやつのことは多分容赦しないキャラだから気をつけとけよ｣

貴方｢いや、狙ってないしただの幼馴染み｣

勇太｢お前からしたらそうでも周りからはどう見られてるかわからねぇだろ？｣

俺からのありがたーい忠告だからな？って言い残して顕嵐たちのとこに溶け込んでいった神宮寺くん

そう言われても幼馴染みどうしろと…

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