【ツイステ】双子の片割れに狙われてます２

幕開け ページ11

『って馬車の中かーいっ！え、私瞬間移動魔法で不思議の国の中まで着くと思ったよ。』


ダ「はぁ、空元気はよしてください。それに体調だって悪いのでしょう？」


『え、えへへ〜………。さすがダイナ。なんでもお見通しというわけで。』


ハ「なぁ、姫様。俺ずっと聞きたかったことがあるんすよ。」


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リ「あ、あぁぁ………」


ト「リドル………」


ク「…リドルくん、少し聞きたいことがあるのですが。」


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ハ「俺小さいころから姫様の護衛騎士してたけど、実際に姫様と一緒にいた時間って少なかったじゃん。」


『うん、出かける時とかだけだったもんね。』


ハ「ずっと、姫様が王宮から逃げ出した理由がわからなかった。」


『まぁ…話さなかったから。』



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ク「恥ずかしながら、私はAくんのことをずっと男だと思っていました。」


リ「ずっと、僕と二人で隠してきていたので………」


ク「そして、今彼女があの不思議の国の姫様だとも知りました。本当ですか？」


リ「この命に誓って………、嘘ではありません。」



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ハ「なぁ、姫様。」


ク「リドルくん。」



ハ／ク「「姫様/彼女は、なぜ王宮を抜け出したのですか？」


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『いずれ話そう………とは思ってなかったけどしかたないなぁ。』



リ「僕に話せることでしたら、全てお話しします。」



『けど………』


リ「ですが………」


『「この物語は悲劇だよ/です」』



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そうして悲しい悲しい美しい姫の物語が始まった。







これは紛れもなく＿＿＿＿＿悲劇だ。

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