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所有者が長期間不在で、貸し出していた広い家
ポケモンたちがのびのびできるから嬉しいけど一人だとちょっと落ち着かないから、来客はとても嬉しい
が
「、、、、」
「?、、、、???」
さっきから真顔でずっとこちらを見ているダンデ
目を合わせてみても、笑ってみても反応がない
「な、なに?」
「うっ」
急に苦しそうにうめくと床にへたり込んでいった
「大丈夫!?っ、どこか悪いの?」
「うぅ、、、、違うんだ、、自分が情けなくて」
と深いため息を吐く
???謎が深まるばかり、本当にどうしちゃったんだろう
「もう、ちゃんと答えて!」
「、、、、怒らないで聞いてくれよ」
そんな、悪いことした子供みたいな
ーーーーーーー
自分の心配とは裏腹に、至って普通に(?)過ごしていて、いつも通りのAを見て
安心やら複雑な感情が綯交ぜで苦しくなった
心に残る不安の数々、全部ぶちまけたらさすがに気持ち悪いだろうか
でも、言ってしまわなければずっとモヤモヤしてしまうし、、、とか悩んでいるうちに勝手にボロボロ溢れ出ていた
「俺がいない間Aが何してるか、誰といるのかとか気になったら、、、不安で堪らなくって」
「!」
それで、飛び出して来てしまったと、素直に言った
「私って、そんな信用ないかな、、、」
「ち、ちがっ」
「ふっ」
不安げな声に一瞬たじろぐも、彼女はくすくすと笑い出した
「そんなの、私だって」
「えっ」
えい、と首に手を回し抱きつく勢いでそのまま床に倒れる
俗に言う床ドン状態、、、あれ、これって俺の立場じゃ
「、、、私ね、未だにダンデがここにいるのが不思議なの」
片方の手で、頬をつねったり、
ぺたぺたと確かめるように触ったりされて、その距離感も普段より近くて心臓がうるさい
「、、、、、夢じゃないぞ」
体を起こして俺から抱きしめれば、わかってる、と嬉しそうに首元に顔をうずめた
あぁ、俺の方が夢を見ている気分だ
「ダンデがそんなに不安なら、一つ言っていいかな」
「?」
「、、、昔あなたに会ってから一度も、誰にだってこんなに気持ちが揺れ動くことって無かったの!
不思議、、、本当に大好きなんだ」
ちゅ、と軽く頬にキスされた
「、、、だからこれも、貴方にだけよ」
「、、、、、」
あ〜〜〜〜、、、やばい、
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しゃくどう(プロフ) - くずをさん» ありがとうございます〜! (2020年2月17日 16時) (レス) id: 2ff8c79993 (このIDを非表示/違反報告)
くずを - 好きです!次の更新待ってます! (2020年2月15日 19時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃくどう | 作成日時:2020年2月11日 16時