ノモセの看板娘ちゃん２【ポケモン】 (ページ5)

今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:13,001 hit

43 ページ5

『勝者、タワーオーナーのダンデ！！』

負けちゃった

途中でちょっと分かってたけど。あーあ、悔しい！

「ありがとね、ギャラドス」

この子はよくやってくれた、あとでとびきり甘やかしてあげよう

「A！」

「さすがね、楽しかったわ」

「、、、君は、強いよ」

なんだか恍惚とした表情のダンデ。こんな顔にさせられただけ十分成果はあったかな

それに、観客も満足そうでよかった。案外良いものだ

盛大な拍手、私を呼びかける声も聞こえる

「昨日はすまなかった」

「！」

すっかり忘れてた。昨日の事

「これを、作ってもらってたんだ」

「ダイマックスバンド、、、？」

「君は十分、これを扱うに相応しかった！

、、、本当は先に渡そうと思ってたんだが、他に気を取られて」

こんなもの手に入れてしまえば、バトルの幅も広がって更に楽しくなってしまうだろう

「、、、ふふ、ありがとう！またバトルしてくれる？」

次こそ勝ちたい

「、、、、！当たり前だ、俺からも頼むよ」

パッと明るく笑う、こんなにもバトルを楽しんでいる彼をこれからも側で見ていられるのなら私は幸せだろうな

再戦の約束と、握手を交わしてエキシビジョンマッチは幕を閉じた

ハァ、今日はきっと夢見がいいわ

ーーーーーー

「それで、どうしてコレを」

着替えに行って改めてマントをかけられた謎が浮上したので、そのまま急いで返しにいくとダンデは少し顔を赤くし、ぼそっと溢した

「、、、Aのすけべ」

「、、、なんて？」

どういうこと、、、確かにいつもより肌は出てるけど、水着とかだってそう変わらないのに

それにルリナちゃんもジムトレーナーも一緒だろう

「、、、、あんまり、俺以外に見せないでくれ」

「っ！」

すっ、と腹の辺りをなぞってきた

くすぐったい

「アハ、、、すけべはそっち！」

「！！」

腰に手を回すと更に顔を赤くするものだから、面白くってたまらない

ーーーーーーー

本当に、無自覚がひどい

こんな時に抱きつかれたら、もうどうしようもないのに

「じゃあね、仕事頑張って」

「あ、あぁ」

手を解いて再び着替えに戻って行ってしまった

もうあとしばらく会えない、、、

「ハァ、、、」

こんなんで、やっていけるのだろうか