ノモセの看板娘ちゃん２【ポケモン】

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せっかくルリナちゃんとお揃いなのにと文句を言おうとしたが、なんだかダンデの目がすごく怖くてやめた


あ、でもこれ結構あったかいな、、、



バトルは、一応タワーのルールに則って3対3。あと勝ち抜き


選出はマリルリ、ロトム、ギャラドスだ


戦略など正直何もない。自分がしたいバトルをするのみ



ダンデの一番手はオノノクス



相性で見れば悪くないけど、別に易く抜ける相手ではない



「オノノクス、どくづき！」


はやい、



なんとかかわすことができたけど、効果抜群を狙ってくるあたり手加減はしない気だ


だったらこっちだって！


「はらだいこ、」



ポカポカと腹を殴るマリルリ。とてもかわいい様子だけど、実際そんなもんじゃない



「もう一度どくづきだ！」


「じゃれつく！」


かわしきれずによろけても、怯まずオノノクスに向かっていく



こうなったあの子は止められない



ズシン、と重たい音が鳴り、オノノクスは沈んだ



「、！！良い！」



倒されてもこの余裕、ダンデは一層笑みを深めた


どくづきを食らってボロボロのマリルリは、それをみて可愛い顔をキツく歪ませる


「ふふ、楽しそうで、何より！」


師匠の教え通り、やはりバトルは楽しむのが1番


だからこうした相手と戦うのは、私も嬉しくて自然と口角が上がっていく


ーーーーーーー



昨日あんなに渋っていた相手は誰だったか


やっぱりチャンピオンを任されるだけあってちゃんと強かったのだ


、、、、バトル中、Aはずっと笑っている



それは自分も同じだが、彼女の笑みはどこか心臓をヒヤリとさせる様な怖さがあるのだ


毒にやられたマリルリはすぐ戦闘不能。二番手のギルガルドでロトムはなんとか倒すことが出来たがおにびを食らった


「これで最後よ。ギャラドスかみくだく！」


「っ、」



戦闘に繰り出て間もなくギルガルドは倒された


「俺も最後か、、、リザードン！キョダイマックスだ！！」


「(耐えられない、気がするけど)ギャラドス、メガシンカだよ！」



馴染みのないメガ進化の登場に、観客は大興奮。かく言う自分も然り



「ダイサンダー！」


「たきのぼり、、！」



なんと、





ギリギリで持ち堪え、リザードンはたきのぼりを食らった



「、、、やるな！」



「アハ、、、」



本人も耐えると思っていなかったらしいが、きっとギャラドスとの信頼関係は厚いからだ



「もう一度ダイサンダー！」









「、、、、やっぱり、強い」

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