35 ページ45
「英雄の伝説なんてなきゃ、ダンデはこんな目に会うこともなかったのに、、、
だから、何も責任を感じることなんてないのよ」
「それでも、街の皆を守れなかった！俺の役目なのに」
「役目なんてない！まだわからない？自分が追い込まれてること」
「、、、、でも」
それでも俺がやらなくちゃどうにもならない事が今までたくさんあったんだ
多くの人に期待されて、俺はそれに応えてきた
それ故英雄として信じられてきたのに、こんな事があってはもう、誰も
俺は、1人になってしまう
「、、、！私はダンデに、期待なんてしないわ」
「！」
、、、、
やめてくれ、そんな優しい顔をするな！
安心したくないのに
「苦しかったでしょ」
ふわりと微笑むAに、自分が、許されたような気がして
「、、、あぁ、ありがとう」
弱いよな、自分
でもよかった彼女は変わってない
変わらず好きだ
「うん、、、、でも、もし死んでたら、私は何の為にガラルに来たっていうのかなぁ」
「、、？まさか、俺に会う為だけに来たのか？」
「多分、そうよ。馬鹿みたいだけど、そのせいで私何者でもなくなっちゃった」
嘘みたいだ
ちょっと期待してたが、本当に俺に会う為にこんな早く、、、
「あぁ、でも私家族ができたの！」
と、明るく笑う
、、、、は？
「えっ、、、結婚、？」
オイ、聞いてない
「え？どうして、、、あっ！！！」
急に笑い出したA
いやこちとら笑えないんだが
「ハハ、、、ごめんなさいね、フッ、、、違うの！
弟がいたのよガラルに、、、結婚だなんて！アハハ、言い方が悪かったわ」
「あ、あぁ、、、なんだそういう事か、、、って、え？」
「私も驚いたわ！行き別れてただなんて、、、それにとってもいい子よ」
「よかったな、、、じゃあずっとガラルにいるのか？」
「、、、、さぁ」
ふい、と視線を逸らす横顔はどこか寂しげで
「、、、自分でも何も考えてないわ」
「、、、、そうか」
「でも、もし貴方が決勝戦で負けたら」
「？」
「、、、、やっぱり、言わないでおく。昔言った事覚えてたら、そう言う事よ」
「、？？え、、？」
昔、？いやまさか
「全部は、ダンデ次第だけど、、、もう行くわ！じゃあね、会えて良かった」
頬を撫でて、さっさと病室を出て行ったA
「、、、、、マジか」
これは、
早く終わらせなければ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 119人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ポケットモンスター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しゃくどう(プロフ) - 咲夜さん» ひゃ〜！ありがとうございますがんばります、、！ (2020年2月10日 17時) (
レス) id: 2ff8c79993 (このIDを非表示/違反報告)
しゃくどう(プロフ) - MOMOさん» 愛強くて嬉しいです笑笑もうそろそろ続編行かなきゃ、、 (2020年2月10日 17時) (レス) id: 2ff8c79993 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜(プロフ) - えっ？なんですかこの話？めっちゃ好きです。ありがとうございます。これからも応援しています。 (2020年2月10日 0時) (レス) id: 7c299e15d2 (このIDを非表示/違反報告)
MOMO - 好きです！次の更新待ってます！ (2020年2月9日 8時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
しゃくどう(プロフ) - ＡＲＵＰＡＫＡさん» あれ、レス消えてましたごめんなさい！ありがとうございます (2020年1月25日 22時) (レス) id: 2ff8c79993 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しゃくどう | 作成日時：2019年12月29日 0時
