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我を失いもがき苦しむように暴れるオンバーンは隙だらけで
こちらに対してさほど攻撃意思が向くこともなく、むしろ抑えているようだ
苦しむポケモンを見るのは辛い。小さい頃からも度々見てきたけれど、そのほとんどが人間に身勝手な行動によるものだ
なるべく威力の高い技で削っていくけど、たまにあちらの攻撃も避けられなくて結構ピンチ
「、、げきりん！」
混乱を引くとまずいのでギリギリまでは怖かったけどもう大丈夫そうだ
メガギャラドスの猛攻にやられ、オンバーンは元のサイズに戻っていった
戦闘不能、ぺたりと地面にへたり込んだ所に駆け寄る
「もう大丈夫よ、ごめんね痛い思いさせて」
正気に戻ったオンバーンはきょとんとしたが、体の痛みに気づくなり苦しそうな顔をした
助けられたはいいものの、どうやって運ぼうかな
確か85kg、、、いやいやいや無理だよ
「Aさん！大丈夫でしたか？！」
「ごめんなさいね、騒ぎは聞こえたんだけど間に合わなくって」
「ヤローさん、ルリナさんも、大丈夫ですよこの通り！でもこの子どうやって運べば、、、って」
「あぁ、これくらい軽いもんですよ！」
「、ありがとうございます」
ヤローさんは一人で軽々担いでしまった。筋肉どうなってるの？
スタジアムから出ると、すぐに先ほどの男の子がヤローさんに駆け寄った
「ヤローさんありがとう！！僕のオンバーンを助けてくれてんだね！」
「いやぁ、僕じゃないよ。こっちのお姉さん」
「えっ、誰？」
「あれ、、Aさん！？Aさんじゃないですか！！！？？」
男の子の父親らしき人物が現れた
あ、この人
「はい、Aです。久しぶりですね」
少し前にリーグに挑戦してきた人だ
「まさかシンオウのチャンピオンが息子のポケモンを助けてくださるなんて、、、！ありがとうございます！！」
「お姉さんチャンピオンなの！！！！？？？！」
周辺に声が響き避難していた人たちがこちらを向いた
「今チャンピオンって？」「シロナさんじゃなくって？」「俺聞いたことあるぜ！」「ガラルに2人もチャンピオンがいれば安心だな！」
話はどんどん広がっていき周りにたくさん人が集って質問攻めに合った
「、、、皆さん大変な時なのに呑気ですか」
「だって、無敵のダンデがいるんだもん！」「そう、だから大丈夫！」「Aさんお写真いいですか！」
「何も心配ないぜ」
「、は？」
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しゃくどう(プロフ) - 咲夜さん» ひゃ〜！ありがとうございますがんばります、、！ (2020年2月10日 17時) (
レス) id: 2ff8c79993 (このIDを非表示/違反報告)
しゃくどう(プロフ) - MOMOさん» 愛強くて嬉しいです笑笑もうそろそろ続編行かなきゃ、、 (2020年2月10日 17時) (レス) id: 2ff8c79993 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜(プロフ) - えっ？なんですかこの話？めっちゃ好きです。ありがとうございます。これからも応援しています。 (2020年2月10日 0時) (レス) id: 7c299e15d2 (このIDを非表示/違反報告)
MOMO - 好きです！次の更新待ってます！ (2020年2月9日 8時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
しゃくどう(プロフ) - ＡＲＵＰＡＫＡさん» あれ、レス消えてましたごめんなさい！ありがとうございます (2020年1月25日 22時) (レス) id: 2ff8c79993 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃくどう | 作成日時：2019年12月29日 0時
