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「すこし長い話になるかもしれないけど、いいかしら」
、、、自分で乗り込んでおいて内心とてもドキドキしている
やっぱりこのブリムオンはママのらしく、私の事を覚えててくれたみたい
彼との関係は確信はなくとも、可能性は大だ
出迎えるようにジムの前に現れた彼女はきゅう、と目を細めて綺麗に微笑む
「それじゃあ、中へどうぞ」
ポプラさんの家に住み込み修行中のビート君
借りている部屋に案内された
「沢山勉強してるのね、、」
机の上に山積みにされた本、書き込まれたメモ
ポケモンについて、フェアリータイプについて、基本的な戦術から読むのが難しそうな古書まで色々
「まぁ、エリートですから」
ふふん、と得意げに笑うのがとってもかわいらしい
「へぇ、可愛らしいお客さんだねぇ」
「お邪魔してます」
ティーカップ片手に優雅な振る舞いをするポプラさん
品定めするようにくるりと視線を回すと、
「この子だろ、お前がトゲキッスをあげたのは」
「な、なんで分かったんですか」
「女の勘ってやつさ、待ってな。紅茶を持ってくるよ」
ケタケタ笑い部屋を後にする様子はさながら魔女のよう
「それで、話というのは？」
あ、そうだった！
「、、、単刀直入に言うとね。
私たち、多分兄弟だわ」
ーーーーーーーーーー
「、、、、、、、はい？」
いきなりの爆弾発言
朝一から衝撃が大き過ぎて何も思考が巡らない
「急に言われてもわかんないよね、、、」
「僕に、家族はいませんが」
「でもこのブリムオン、多分ママのミブリムよ」
ねっ、と彼女が顔を見合わせるとブリムオンも顔を合わせ嬉しそうに笑う
確かにいつから一緒に居るのかわからないほど昔からの付き合いだ
でも僕はこの女性の名前すら知らないのに
「そもそもどこの誰だか知らないですけど、」
「あぁごめんね！私はAよ。シンオウ地方から来たの」
シンオウ地方、、、別に縁もゆかりもなさそうだ
「それで、どうして僕が兄弟だと思うんですか」
「色々あるけれど、、そうね。まずこのブリムオンが私の事を覚えてること
両親は私が小さい頃離婚して、離れたママにはちょうどお腹に子供がいたの
一番はね、ビートって名前！私がつけたんだよ
、、、、どうだろう」
話としては辻褄が合う
大きくなってから、施設の人に母は病死だと教えてもらった
髪の色と目の色もよく考えたらそっくりだ
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しゃくどう(プロフ) - 咲夜さん» ひゃ〜！ありがとうございますがんばります、、！ (2020年2月10日 17時) (
レス) id: 2ff8c79993 (このIDを非表示/違反報告)
しゃくどう(プロフ) - MOMOさん» 愛強くて嬉しいです笑笑もうそろそろ続編行かなきゃ、、 (2020年2月10日 17時) (レス) id: 2ff8c79993 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜(プロフ) - えっ？なんですかこの話？めっちゃ好きです。ありがとうございます。これからも応援しています。 (2020年2月10日 0時) (レス) id: 7c299e15d2 (このIDを非表示/違反報告)
MOMO - 好きです！次の更新待ってます！ (2020年2月9日 8時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
しゃくどう(プロフ) - ＡＲＵＰＡＫＡさん» あれ、レス消えてましたごめんなさい！ありがとうございます (2020年1月25日 22時) (レス) id: 2ff8c79993 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃくどう | 作成日時：2019年12月29日 0時
