信頼 ページ8
『あ…』
ざわざわと周りが囲んだ。
前世以来の焦りが身を駆け巡るのが容易にわかった
モブ「A様はそんな事をするような御方ではない!」
国民には出来るだけ優しく接していたから、そう簡単にこの事を信じないだろう。だけど私は
嘘をつくのが嫌いだ。
完全に一回もつかないというわけにはいかないけど
『私がやったよ』
一瞬時が止まったかのように思えた
モブ「そんな…何故…」
モブ「きっとA様にも事情があったのよ…」
国中が騒ぐので、やがてリムルがやってきた
リムル「どうしたんだみんな……、A?」
リムルは一目私達を見て、殆どを察せたようだ。
それもそのはず、
立ち尽くす私と、ひび割れた建物に背中を掛ける重症をおったエイミさん、更にはそれを囲むようにしている国民。
リムル「──A。」
リムルはゆっくりと口を開けた
リムル「何か起きたんだよな?何があったんだ?」
エイミ「………」
私と目を合わすリムルの奥に、ニヤッと笑うエイミさんが見えた気がした次の瞬間。
ガクンッッ
『!?…?』
リムル「A!?」
『……………』
『私がやった。そして、この行動は殺意がある。』
リムル「A…?」
は?私こんなこと思ってもないし言う気もなかったんだけど!?理解してくれリムル!
こういう時にラファエルさんの言う事を聞いてよ!
どうやらエイミさんのかけた呪縛のようだ。
そんなに私を引き剥がしたい?
催眠二度目だけどまぁいいか。
モブ「ウグッ!?」
リムル「みんな!?どうした!」
モブ「A様…の
リムル「………確かに魔素量が格段にあがってるな…なんのために…」
『…誰も…………全員…消して…』
リムル「ッ!?」
天空願「風神の心揺」
『私がリムルに勝てるとは思ってないの』
リムル「は…?」
『チェス!』
チェス「はい。母上。」
『貴方は私に付いて来てくれるよね?』
チェス「……!もちろんです!」
リムル「いや!おかしいだろチェス!?」
チェス「申し訳ありませんリムルさん。僕は母上の言う事、行動が…最優先ですのでっ!」
リムル「くっ…」
エミルス「おい、チェス、何やってんだよ」
チェス「たとえ父上でも僕は母上を優先しますよ。」
エミルス「そうかよ仕方ねえな…じゃあ、親子喧嘩と行くか!?」
チェス「っ、構いません。」
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ハムスター | 作成日時:2024年1月24日 13時