まふまふさん拾いました『歌い手』

シリアル最終回！！ ページ33

ｼﾞｭ---

美味しそうな匂い一ノ瀬先輩がいるのかな……
なんて馬鹿なことを考えるすると
耳元で何かを囁かれた

『さよ……なら』

そんな言葉が聞こえた気がした
私の大嫌いな言葉……

「!!!!!!!!」

ハッとして起き上がる
いつもの部屋いつもの家具いつもの……あれ？

何かがおかしい

謎に疑問がはしった
何かがなんて本当に頭が悪い
疑問を抱きながら見慣れた階段を降りていく

やっぱりなにかおかしい

いつもはわっ！と眠気を吹っ飛ばすようなものがあった気がする

「…………なにこれ」

リビングのテーブルに手紙らしきものと朝ごはんが置いてあった
なんだ手紙だと思ったが普通に考えてストーカーなど考えることが出来る
でも恐怖心なんてなかった
もしかしたらこの心の「おかしいところ」が分かるかも知れない

パサっと紙の音が私の中で大きく響く
手紙にはこう書かれていた

お姉さんへ
今お姉さんがこの手紙を見ているんだと思うとものすごい不安になります
お姉さんは僕の全てです
お姉さんは僕の事覚えてないと思う
でもいつかまた会えるからその時まで待っててくれたら嬉しいです
僕は容姿も声も違うかもしれないお姉さんに話しかけもしないかもしれない
でも必ず会いに行きます
大好きなお姉さんいつかまた会えたらまた買い物に行ったり映画を見に行ったりしましょう

まふゆより

綺麗な字で読みやすい最初のほうはそう思っていたでも読み終えた頃にはポロポロと涙が出てきたこの歳になって泣くとは思ってなかった

知らない人、まふゆでも私の中でその人は大切な人のような気がした
暖かく布団に包まれているようなそんな感じだった

そして美味しそうなご飯を食べ学校に向かった
外に出れば一ノ瀬先輩が待っていたいつもはいないのにでもそんな日もいいかもしれない
私の心は幸せに満ちていた

一ノ瀬[よぉ、おはよなんか目赤くない？]

「いやいや、なに当たり前かのようにいるんですかwそれと私目なんか赤くないですから〜」

なんだか懐かしいと感じる公園
私はそれを微笑みながらチラッと横目に見て、

「今日はどんな絵を描こうかな〜」

一ノ瀬[健康には気を付けろよw]

「分かってますよ〜だ！」

何気ない会話をしながら今日も生きている






あ、そうだまた会おうねまふゆくん


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
無理矢理完結させましたお許しを(((((

あと夏休み中に続編始めようかなと思います！！ここまで読んでくれてありがとうございました!!!!!!!!

たなび

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)

←なんかもうタイトル思いつかない()

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す