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山田一郎[喧嘩]リク ページ7

Aside

最近、一郎はお仕事の依頼がたくさんあり、家にいない日が多い。
仕方のないことだとは分かっているけど、彼女である自分のことは後回しにされていてまともに会話ができない。

そんなことが原因で喧嘩をし、家出したのが1時間前。
喧嘩というか、私が一方的にキレていただけ。
一郎はそんな私をなだめようとしていたけど、私は溜まりに溜まったものを全てぶつけてしまった。
そうなると優しい彼でもさすがに頭にきたようだった。

そんなこんなで今は渋谷にいる。
カラフルな内装と可愛らしい服がたくさん並んでいる事務所。
「僕今日はおねーさんとお出かけする予定だったんだけどなぁ」
飴を舐めながらそう言う乱数。
「…そっち行ってもよかったのに」
乱数いるかな〜と軽く覗いただけなのに、わざわざ中へ通してくれた。
「えぇ〜冷たいなぁ。Aのために予定キャンセルしたのに〜」
わざとらしく頬を膨らませる。
「ごめんね、急に押しかけちゃって。」
「んーん、大丈夫だよっなんか元気ないような気するけど一郎となんかあったの?」
さすがだ。非常に鋭い。
「まぁ…私が悪いんだけどね…」
はは、と笑いながら言う。
「A〜無理して笑わなくていいんだよ?じゃあ今日は、僕が楽しませてあげるねっ」
そう言って一度別の部屋に行く。
戻ってきたと思えば、手には大量の可愛い服が抱えられている。
「Aが似合いそうな服集めてみた!」
私自身オシャレをすることは大好きだし、とても嬉しいけど、露出度が高いものが多数。
「え、あの、露出が…」
「こういうのいやだった…?」
心配そうに顔を覗かれる。
「全然!でもちょっと慣れてなくて、恥ずかしい..かな」
「ぜーったい似合うから大丈夫!…じゃあこれから!着てみて?」
まずは露出度もそこまでない、大人っぽいけど可愛さがある1着を渡される。

似合う似合わないは別として、やっぱり可愛い服を着るとテンションが上がるものだ。
「…どう、かな?」
恐る恐る乱数の方へ行き、見せてみる。
「やっぱり似合う!かわいいよ〜Aっ」
お世辞でも可愛いと言われると嬉しい。
「へへ、ありがとう」
「んー…じゃあ次は〜これかな?」
と言って渡されたのはだいぶ露出度が高い服。
「…これはさすがにレベルが」
「だいじょーぶ!ほらほら、着てみてよ」
私の言葉を遮って言われる。

渋々着替えてみると、やはり露出が多い。
オフショルの為肩は見えるし所々レースで透けている所もある。

*続き→←*続き



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レオ(プロフ) - 乱数の話やばいですね!さいこー!! (2020年11月16日 13時) (レス) id: 66a0837d16 (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - サイカさん» よかったです(><)ありがとうございます!お待ちしております! (2019年4月12日 20時) (レス) id: 8ce44abc68 (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - どぅるじさん» リクエストありがとうございます!遅くなってしまうと思いますが、必ず書かせていただきます! (2019年4月12日 20時) (レス) id: 8ce44abc68 (このIDを非表示/違反報告)
サイカ(プロフ) - あー―――ありがとうございます…いちろーの話もキュンキュンでした。ありがとうございました!またリクさせてもらうかもしれません。そのときはよろしくお願いします。これからも頑張ってください! (2019年4月11日 23時) (レス) id: f0e2e83b11 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫(プロフ) - お早うございます、らる様m(__)mリク受付ありがとうございますm(__)mではまたっ♪ (2019年4月11日 5時) (レス) id: 8c63610ac2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らる | 作成日時:2019年4月6日 22時

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