入間銃兎［大人］ ページ12
Aside
目の前で煙草に火をつける彼を見つめる。
顔が整っている彼のその仕草はとても絵になる。
彼は私を気遣い、
煙草を吸う時は毎回、部屋を移動した方がいいか
などと聞いてくれるけど、私はその仕草をする彼がとてもかっこよく見えて好きだから、ここでいいよ、と言う。
しばらく見つめていると、
「…なんですか？」
と聞かれる。無意識に見入ってしまっていたことに恥ずかしさを感じながらも
「いや…なんでもない…です」
そう答える。
「ずっと私のこと見てて退屈じゃないですか？」
笑いながら言われる。
「入間さんかっこいいんで見てて飽きないんです。」
また無意識だった。考える前に言ってしまった。
彼の方を見てみると固まっていた。
「あ…なんかごめんなさい…」
しまった…とは思ったけど、言っちゃったもんはしょうがない。
「煙草を吸ってる時の入間さん大人って感じがしてかっこよくて…その…好きなんです…」
さすがに彼の目を見て言う勇気は持ち合わせていない為、俯きながら言う。
すると、「はぁ…」と小さいため息が聞こえ、
「A、」
と、名前を呼ばれた。
見上げると、いつの間にか煙草の火が消されていて彼の顔が近くにあった。
「はい…？」
恐る恐る返事をすると、頭をポンと叩かれ、
「大人って感じがする、じゃなくて私は大人です。…Aは幼いですけどね」
そう言われた。私だって自分が色々子供なところは分かっている。でも、
「幼いって…私これでも入間さんに相応しい人になれるように頑張ってるんです！」
少しムキになってしまう。
と、彼はふっと目を細めて言う。
「私はそのままのAが好きですよ」
「でも…大人になりたくて…」
ボソボソと言っていると、彼に抱き寄せられる。
「では私がお手伝いして差し上げますね？」
そう言われ唇を押し付けられる。
突然のことに驚いていると、唇が離され
「これだけで顔真っ赤にしてるようでは大人にはなれませんね。」
と言われる。
「なれます…赤くなってなんかないですよ」
挑発的な目で彼を見つめる。
「そうですか。」
とだけ言われて再度唇が触れる。今度は離してくれない。
呼吸をしようと口を開けると舌が入ってくる。
「はぁ…っ」
恥ずかしさや色々な感情が混ざり涙目になる。
すると、やっと唇が離れる。
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レオ(プロフ) - 乱数の話やばいですね！さいこー！！ (2020年11月16日 13時) (
レス) id: 66a0837d16 (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - サイカさん» よかったです(><)ありがとうございます！お待ちしております！ (2019年4月12日 20時) (レス) id: 8ce44abc68 (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - どぅるじさん» リクエストありがとうございます！遅くなってしまうと思いますが、必ず書かせていただきます！ (2019年4月12日 20時) (レス) id: 8ce44abc68 (このIDを非表示/違反報告)
サイカ(プロフ) - あー―――ありがとうございます…いちろーの話もキュンキュンでした。ありがとうございました！またリクさせてもらうかもしれません。そのときはよろしくお願いします。これからも頑張ってください！ (2019年4月11日 23時) (レス) id: f0e2e83b11 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫(プロフ) - お早うございます、らる様m(__)mリク受付ありがとうございますm(__)mではまたっ♪ (2019年4月11日 5時) (レス) id: 8c63610ac2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らる | 作成日時：2019年4月6日 22時
