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プロローグ ページ1

竈門炭治郎side


夜、誰もが寝静まるような夜。俺と善逸と伊之助は山奥からの任務帰りに夜道をとぼとぼと歩いていた。


「なぁ炭治郎〜。なんか宿とか無いのぉ?俺こんなとこで野宿なんてやぁだぁ!ほら、禰豆子ちゃんを地べたに寝かせるのも可哀想だしぃ!」


「静かにしろ善逸。皆んな疲れてるんだ。もうすぐ宿に着く。それまで我慢するんだ。伊之助も少しは落ち着け」



散々不満を零していた善逸が急に足を止める。神妙な顔で呟いた。


「変な音がする。…いや、消えた。違うな…隠れた」


それを聞いた伊之助は騒ぎだした。戦いの興奮が冷めやらないみたいだ。骨が折れてるのによく動けるな。


「鬼か!猪突猛進!!」


俺も何かが鼻に掠めるた気がする。


「静かにっ…。鬼の匂いがする。」


禰豆子のじゃない。濃い血の匂いだ。


「炭治郎、どんどん近付いて来てる。一匹じゃない…。二、いや、三匹だよ!!」


逃げる…か。いや、そんな選択肢はない。逃げたら、誰かが犠牲になってしまう。


任務帰りで肋骨が折れて死にそうなくらい痛い。ちょっとでも動いたら肺から血が出そうだ。

でも、戦うしかない。善逸も、伊之助も俺と同じくらい重症。まともに戦えないけど、やるしかない!



考えろ、剣を抜け



取り敢えず、全集中の呼吸だ。息を整えろ。



“匂いは近いのに、姿は全く見えない。気配もしないぞ。善逸も、耳を澄ましてるがあまり聞こえないみたいだ”


「伊之助、善逸。多分血鬼術だ…!気を付けるんだ!」

「もぅやだぁぁぁぁああ‼さっき戦ったのにまた戦うのぉ⁈」


善逸が叫んだ途端。耳元を風が裂いた。


「権八郎!後ろだ!」



伊之助の忠告に振り向いた時にはもう遅かった。鬼の爪が俺の顔目掛けて飛び込んできている。堪らずに、目を閉じた。



刹那




「炎の呼吸 壱の型 不知火 」




頭上から女の人の声がした。

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橘欅(プロフ) - あおさん» ありがとうございます!最近寒いですね〜、私の地方にも白鳥が訪れて来ました。最後まで御愛読ありがとうございました!次回作も是非目を通して下さいね! (11月12日 22時) (レス) id: 4f6b87549d (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 橘欅さん» 楽しみに待っていますね!無理はなさらずに、最近は寒いので体を冷やさないようにしてくださいね〜 (11月11日 2時) (レス) id: 03cb9b6635 (このIDを非表示/違反報告)
橘欅(プロフ) - あおさん» コメントありがとうございます!そんな嬉しいコメント貰っちゃったら更新頑張っちゃいます! (11月10日 22時) (レス) id: 4f6b87549d (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - プロポーズその後が楽しみだぁ!!更新を楽しみにしています! (11月9日 1時) (レス) id: 03cb9b6635 (このIDを非表示/違反報告)
橘欅(プロフ) - 優花さん» うひゃあ!コメントありがとうございます!拙い文章ですが、そう言ってもらえると書いた甲斐があります!これからもこの作品をご贔屓に! (11月4日 19時) (レス) id: 4f6b87549d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:橘欅 | 作成日時:2019年10月27日 1時

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