審神者と水泳部 (ページ13)

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12話ページ13

少ししてこんのすけが戻ってきた

こんのすけ「お待たせしました！！こちらが資料です」

こんのすけから資料を受け取る

『松岡凛、オーストラリアに留学し現地でも水泳を続けるが周囲の強い選手や自分の弱さと真っ向から向き合うことになり、悩みを持つことになる。それから一時壁にぶち当たり水泳を辞めたいと思うまでに悩む。中学卒業後、日本に戻る』

清光「なるほどね・・・」

山姥切「自分より強い選手がいればな。悩むよな」

秋田「そうですね・・・」

和泉守「だが、主に八つ当たりする理由にはならねぇ」

『和泉守…』

和泉守は私の隣に座った

和泉守「あいつを心配して言ってやったのになんな言い方あるか？挫けたからって主に八つ当たりはよくねぇだろ！」

山姥切「落ち着け。和泉守。」

和泉守「あいつに主を会わせるわけにはいかねぇ！！」

『え？』

和泉守「俺は主を悲しませるやつはゆるさねぇ！！・・・ただそれだけだ」

清光「それは同感だね」

『清光！！』

山姥切「俺もだ」

秋田「僕もです。主様を悲しませる人は許しません！！」

『凛は混乱しててどうしたらいいかわからなかったの！！だから凛は悪くないよ！』

歌仙「それでも会わせるわけにはいかないよ」

部屋のふすまを開け入ってきたのは歌仙だった

『なんで！』

歌仙「僕らは付喪神だけど神様だからね。神に愛されている主を泣かせたんだ。僕らは許さないよ、いや、許せないんだ」

歌仙は私のところにきて

歌仙「だからお願い。あの子には会わないで。会うなら一人で会わないでくれ」

歌仙・・・

『うん。わかった』

安心したのか歌仙はにっこり笑った

和泉守「俺は絶対会ってほしくない！！！あんなやつ！」

そういうと和泉守は部屋を出て行った

『もう・・・・』

清光「それだけ主のことを大切にしているってこと！」

『それはわかっているつもり。でも私は・・・・前みたいに仲良く、楽しくあの子たちには泳いでもらいたいなぁ』

私はもうそこには戻れないから

後悔してほしくないから

その後みんなに心配され、しばらくはあちらには行くとこができなかった