My daily life (ページ18)

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インタビューや撮影が一通り終わり、指示された所に向かった。後はショーを見るだけとなり椅子に腰を下ろしてほっと息をついた時

「あれ、Aちゃん？」

聞き覚えのある声がした。声がした方を向くとそこには吉沢さん

A 「吉沢さん！お疲れ様です。」

吉沢「おつかれーAちゃんも来てたんだー」

A 「そうなんですよ〜はじめてきました！」

吉沢さんの髪はセンター分けで服装は私と同様黒で統一されていた。特別ジュエリーなどを身につけていないのに輝いて見えるのはきっと吉沢さんの顔がジュエリー級に美しいからであろう。今まで撮影やプライベートで会っていた時は家着よりの私服であったり、酔っ払った姿の記憶しかないので今日の姿を見るとはじめて吉沢さんを見た時の衝撃が蘇る。この彫刻のような顔は誰が見ても心を打たれるだろう。

吉沢「―――だったんだよね」

やらかした。吉沢さんの顔に夢中になっていて一切話を聞いていなかった。

吉沢「え、笑聞いてなかった？笑」

A 「ごめんなさい、ちょっとボーッとしてました笑」

言えない言えない。あなたの顔に夢中になってて話を聞いてませんでした、なんて言えない、

吉沢「まじか笑はじめてのショーだもんね緊張してるんだね」

A 「めちゃめちゃ緊張してます。」

吉沢「だよね、俺も何回か来てるけど未だに慣れないし緊張する。」

きっと吉沢さんに正直に言ったらふざけた返しをしてくれるだろうが私には正直に言える勇気がない。

その後、何ターンか会話をし吉沢さんは自分の席へと戻って行った。