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『…それでね、龍と僕がかけっこで一番になったんだ！』
「昴も龍も走るの大好きだもんね、さすが私の弟！」
へへ…っと電話口で笑みを零しながら
『んじゃ遥香姉ちゃんに代わるね！』と彼が私に告げる
『やっと代わってもらえた…このままだと明日の朝になるかと思ったわよ 笑』
「あはは…我が弟達がすみません 笑」
『本当そうよ！翔くんじゃないけど朝から誰かさんみたいにテンションが高いし
気付いたらもう寝ちゃってるし…驚く事ばっかりよ 笑』
「ちょっと！誰かさんって私の事?遠まわしで困ってるみたいな事言わないでよ」
『ごめんごめん、いい意味でよいい意味！楽し過ぎて困っちゃうって事 笑』
クスクスと声を立てて笑う彼女の表情が頭に思い浮かび
私も思わず口元が緩む
「…虎太郎は?ちゃんとイイ子にしてる?昴達と違って私がいないと何も出来ないからさ」
『虎太ちゃんならまだお布団の中、Aがそっちに行ってからあんまり元気がなくてさ
電話も代わってあげようと思ったんだけど…翔くんがまた今度にしとけって』
「そっか…」
ちょっと心配だけど…
遥香や翔ちゃんもいる事だし
きっと大丈夫かな
『じゃもうそろそろ電話切るね?』
「あ、うん…本当にありがとう、遥香」
『何言ってんのよ！困った時は皆で助け合わなきゃ！』
「遥香…」
『翔くんはお父さんの用事で出かけちゃってるけど、また連絡するからって』
「うん…分かった、翔ちゃんにもありがとうって伝えて?」
『了解 笑 しかと伝えておきます』
「お願いします 笑 じゃまたね」
『あ！A！』
「ん?」
『…今度帰って来た時、教えなさいよ?』
「えっ?」
『…例の御曹司とのお見合い話！期待してるからね！』
”それじゃ！”
そんな言葉を最後に残し、あっという間に
通話が途切れた
「…お見合い話って…そんなの…」
ないに決まってるのに
半ば呆れながらも心の中は
さっきとは違う…温かいものに包まれている
「……よし」
私はソファーから立ち上がり
机に広がる紙切れを手に、早々と部屋を飛び出した
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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ﾊﾁﾐﾂとｸﾛｰﾊﾞｰ
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clover(プロフ) - ももさん» ももｻﾝｯヾ(*´∀｀*)ﾊｼﾞﾒﾏｼﾃｯ｡*☆お返事、遅くなってごめんなさい(;.;)更新を待って頂き本当に嬉しいです(:_;)｡｡今晩にでも下書きに取りかかりたいと思いますので、またお立ち寄り頂けたら幸いです(*^^*)☆ｺﾒﾝﾄありがとうございましたヽ(^0^)ﾉ＊ (2014年3月1日 15時) (
レス) id: d7fa64555d (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 更新待ってます！！ (2014年2月11日 0時) (レス) id: 9a0a616857 (このIDを非表示/違反報告)
clover(プロフ) - りまさん» りまｻﾝｯ( ´艸｀*)ｺﾝﾆﾁﾊｯ*｡☆お越し頂きありがとうございﾏｽｯ(*^^*)*二宮ｻﾝの不器用な優しさにキュンキュンして頂き｡｡私も嬉しいです(●´ω｀●)*不定期更新な為、なかなか進まないかも知れませんがよろしくお願い致します＼(^^ )*｡＊♪ (2014年1月2日 15時) (レス) id: d7fa64555d (このIDを非表示/違反報告)
りま(プロフ) - こんにちは(*´ω｀*) 最初から楽しく読ませていただきました！ 二宮サンの不器用な優しさに、キュンキュンします(*´Д｀) cloverさんのペースで更新頑張ってくださいね(*^^*) (2014年1月2日 5時) (レス) id: 0230ae05b5 (このIDを非表示/違反報告)
clover(プロフ) - 小葉さん» 小葉ﾁｬﾝｯ( ´艸｀*)ｺﾝﾆﾁﾊｯ｡*☆お久しぶりだね！私もなかなかｺﾒﾝﾄ出来なくて｡｡(ﾉД`)ｺﾞﾒﾝﾈ｡｡ハラハラドキドキしてくれて嬉しいな(*^^*)*来年はよりいっそう楽しんで頂けるように私も頑張ります＼(^^ )*温かいｺﾒﾝﾄ、本当にありがとう(^^)* (2013年12月31日 13時) (レス) id: d7fa64555d (このIDを非表示/違反報告)
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