私の平凡返しなさい《宮侑》3

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「改めて、あけましておめでとう！」


眞衣「おん、今年もよろしくな」



現在1月1日。夜9時。




無事に新年を迎えた私たちは、初詣に来ていた。



朝とか昼間の時間帯はなかなか人が多そうだし、行こうとしてた神社が24時間空いているところだったからあえて夜にしたの。





それでも神社は沢山の人で賑わっていて、ああーやっと年を越したんだなと改めて実感する。





去年は夏頃から冬にかけて色々なことがありすぎてちょっと思い出すだけで頭痛くなるけど、


なんだかんだでいい一年だったなあ、って思うよね。





眞衣「ところで彼氏くんたちは？」



『もう来るよ〜』




そう、今日は侑たちも一緒に初詣に行く約束をしていたのだ。



3年生の先輩たちも誘ったみたいなんだけど、受験勉強やら何やらで忙しかったみたいで今回はお預け。




みちくん先輩からは「俺の代わりに眞衣を頼むで。」と指令を受けたらしい。




眞衣「しれっとうちも混ざっとるけど、バレー部2年と関わることなんて一生ないと思っとったわ」



『いやそれは私が1番思ってた』



眞衣「初見ビンタからよう恋人になれたよなあ、ほんま」



初見ビンタって……。
まあ間違ってはないけども。





「あ、藤咲さんたちや」

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