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第四話 ページ4

ミクサイド

ベッドから伝うマスターの体温はとても心地よくて

本当に久し振りにゆっくりと眠りにつけました。

マスターの言う、ふろって何なのでしょうか?



朝起きるとマスターはいなくて

とても寂しい気分になりました



ミク「マスター?どこ?」

泣きそうです...

貴方「おうミク、お早う!朝ごはんできてるから、一緒に食べよう」


ミク「あ、朝ごはん?ですか?」

確か、朝に食べるご飯のことで...

混乱中...

貴方「今日は目玉焼き、ベーコン、味噌汁、ご飯に漬物だ」


その料理はマスターの匂いも相まって

とても、とてつもなく、暖かかったです


ミク「お、美味しそうです...本当に私に?」


貴方「おうよ、それはミクの分だぜ。冷めない内に早く食うぞ」


本当にマスターって何でも出来るように思えます

正義のヒーローより、もっと凄い存在なような...


ミク「え、えと...」

貴方「いただきます言えよ?あと、お箸で...」


ミク「い、いただきます...!その...」


お箸は知っていますが持ち方が分かりません...


貴方「あ、お箸の持ち方?仕方がないな」


そういって

マスターは私にご飯を摘まんだお箸を差し出してくれました

この時、私の胸はドキドキの最高潮で

ミク「あ...お、美味しいです!」


貴方「ん?どした?顔が赤いぞ?」

ミク「な、なんでもないです...」

なんとか、ご飯を食べ終えました


貴方「歯磨きは知ってるか?」

ミク「はい、それは出荷前に習いましたけど...」


貴方「でも歯ブラシ...一個しかないな...ロボットなら大丈夫かな?でもなぁ?」


マスターの歯ブラシがそこにはあった

私はまたドキドキして

ミク「あ、わ、私、歯磨きだけはしたいです...」

貴方「おう確かにそうだよな...ま、ロボットだしいっか!ほら、歯ブラシ。俺の後なら嫌だろ?だからミクからでいいよ」


ミク「そ、そんなことないですよ!」


貴方「いや大丈夫だって!ほら、歯磨き粉」

ミク「あ、はい...」ゴシゴシゴシシャコシャコシャコ


私は少しテンションが下がりましたが

それでもマスターの歯ブラシだということに

ずっとドキドキしていました...

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さくらんぼ - ミクちゃん可愛い (2016年5月4日 12時) (レス) id: 49ba2dfeed (このIDを非表示/違反報告)
ぐれれん@ツチノコ(プロフ) - 初めまして!この作品を読ませてもらいました!僕もボカロ大好きです!ミクちゃん可愛いです(>ω<。) あと、余談ですがゆっくりしていってね!でチルノを思い出しましたw (2015年7月4日 23時) (レス) id: 9babcd6fb0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:謎の放浪者 x他1人 | 作成日時:2014年7月24日 3時

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