第三話 ページ3
貴方サイド
人間とは馬鹿だ
やめろと命令した途端、この有り様だ
おかげで俺の家に来ることになったミク
...つーか俺、ロボットといえど女の子家に入れるの初めてじゃん!
まいっか、どうせミクもすぐ出荷元に預けるしな
つーか、マスターって何だろ?
えーと、ウィキペディアっと...
ボーカロイドを買った主。ボーカロイドは、マスターこそが命であり、ボーカロイドがマスターと認めた者はとことん好きである。
「...は?」
いやいや、ウィキ適当過ぎるし
俺はロボットに好かれるなんて嫌だぞ?
なんて思ってる間に、家に着いた
ミクは今のところ黙っている
「あの...?」
か細い声でやっと口を開いたミク
「ん?」
「私のマスターになって下さい!」
「は?」
いやいや、やっぱりその話?
「ご、ごめん、ちょっと考えさせて?」
うーん、面倒臭いのは確かだ
しかし、マスターというのも経験したい
よし!ここは!
「俺と1ヵ月暮らしてから考える...」
「ほんと、ですか?」
よし!1ヵ月後、施設に預けよう!
それがミクの幸せにもなるしな!
「じゃあ、今日は風呂に入って寝ろ」
「ふろって何ですか?」
「ブーーー!」
風呂も知らない...だと?
「あ、あのな、お湯にかかって、お湯に浸かるんだよ」
「どうやってですか?」
くそ、それくらい知っとけ...
「それはだな...あ!そうだ!明日、水着を買いにいこう!」
「みずぎ?」
よし!これでいい!
「ベッド1つだが、いいか?」
「は、はい!マスター!」
おいおい、もうマスターって呼んでるぞ
「お休み、な」
「はい!」
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さくらんぼ - ミクちゃん可愛い (2016年5月4日 12時) (レス) id: 49ba2dfeed (このIDを非表示/違反報告)
ぐれれん@ツチノコ(プロフ) - 初めまして!この作品を読ませてもらいました!僕もボカロ大好きです!ミクちゃん可愛いです(>ω<。) あと、余談ですがゆっくりしていってね!でチルノを思い出しましたw (2015年7月4日 23時) (レス) id: 9babcd6fb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:謎の放浪者 x他1人 | 作成日時:2014年7月24日 3時