第一話 ページ1
貴方サイド
あー！また雨だ！
面倒臭いけど、買い物いくぜ
ｶﾞﾁｬ
「あー、だりぃ」
どっかに良い出会いおちてねぇかなー？
そんなわけねぇんだが...
どんな奴もきっと、俺とおんなじこと思ってる
今まで死んでった人も
特別な出会いを求めてたんだよなぁ...
俺もそうやって死んでくんだろう
面倒臭ぇなあ
「おい！糞ボーカロイド！もっとうめぇ飯つくれ！ほーら！また仕置きだ！」
「やめて下さい！お願いします！」
「あ？うっせぇ！臭ぇんだよ！」
雨の音とともに、そんな声が聞こえた
？
ボーカロイド？
あ、あれか？あの最近歌う感情のあるロボットが発売されたとか...
あ！そうだ！最近よく虐待のこと、人権のことで問題になってるんだ！
...助けにいくか
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
「はーい！誰ですか？」
くっ、こいつ、猫かぶってやがる
「おい、お前、ボーカロイドに何してる？」
男は少し動揺した
「あんたには関係ねぇだろが。なぁ、ミク」
「ひ、ひぐっ、は、はい！」
俺はそのミクとかいうボーカロイド？の姿を見て目を疑った
目は腫れ、びくびく怯えていて、今にも倒れそうで
「てめぇ」
「だから関係ないっていってるだろが」
「一応ロボットでも生きてるだろが！」
「人権もねぇのにか？」
くそこの男、見てるだけで胸糞わりぃぜ...
「ああ、人権がなくとも！生きてるっていう事実は変わらねぇ！」
ﾊﾞｷｯ
「うげぇっ！」
俺はいつの間にか男を殴っていた
「これ以上虐待したら殺すぞ」
「ひ、ひっ！わ、分かった！もうしねぇから離せ！」
「ふんっ！」
俺は男の首を絞めていた手を離した
もともと、虐待は嫌いなんだよ
雑魚を虐めてなんになる？
「ミク？で、あってるか？」
ボーカロイドは目を丸くしている
「は、はい！」
「こいつになんかやられたら言ってこい、とんでくる」
「....！」
「じゃあな」
出会いっつっても、ロボットじゃな...
まあ格好つけれたし、よかったかな
あ、人間だったら誘ってたかもな？
いや、何でもねぇよ
俺は傘をさした
「あぁ、面倒臭ぇ」
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さくらんぼ - ミクちゃん可愛い (2016年5月4日 12時) (
レス) id: 49ba2dfeed (このIDを非表示/違反報告)
ぐれれん＠ツチノコ(プロフ) - 初めまして！この作品を読ませてもらいました！僕もボカロ大好きです！ミクちゃん可愛いです(>ω<。) あと、余談ですがゆっくりしていってね！でチルノを思い出しましたw (2015年7月4日 23時) (レス) id: 9babcd6fb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：謎の放浪者 x他1人 | 作成日時：2014年7月24日 3時
