２２４話 二年前之！！よろしく。 ページ46
あの日、俺達は出会った。
一華「一朗太！悪いけど、買い物いってきてくれない？」
風「え〜…」
一華「よろしくね！」
風「はあ…」
俺の意見なんて聞く耳もたない姉を持つと大変だ。
でも、今思えば、姉ちゃんのおかげで、
アイツのことが、周りより早くにわかれたんだ。
買い物が終わり、その辺でブラブラしてた俺。
ある姉妹のフードをかぶってる方に視線がいった。
なんでだろーな。今でもよくわからない。
でも、そいつの何かに惹かれてたのは、確かだった。
妹の荷物を持ってやったり、イイ兄の手本みたいなヤツだ。
(女だったけど。)
俺は気にすることもなくアイスを買って、ベンチに座ってた。
するとさっきのフードが俺の隣に座って、話しかけてきたんだ。
「買い物？」
風「あ、ああ。そっちは？」
「一緒！ホントは自分の買い物なんだけど、
妹の荷物のが多くなっちゃってさー(苦笑」
風「へえ」
貴「あ、アメいる？」
これが、俺達の出会い。
それからフードの妹が来るまで、ずっと話してたんだ。
友達のことや悩み事。
アイツは嫌な顔一つせず聞いて、アドバイスをくれたりした。
妹が来て、別れ際に言われた言葉。
「お前、諦めずにやりたいことをやったら、いつか、もっと輝けるよ」
その時は意味がわからなかったけど、嬉しかった。
それからだったかな…
俺が、簡単に弱音を吐かなくなったのは。
アイツに会いたいと、その日から思い始めた。
数日後、奇跡が起こった。
貴「鈴野 Aです。よろしく」
「キャーッ！！！///」
アイツ、あの時の…
風「うわ、スゲー…」
円「アイツ、サッカー出来るかな？」
風「お前、そればっかだな…」
覚えてるのかな、俺のこと…
貴「…」
風「？」
貴「…」
何かをじっと見ていると思ったら、
ふにゃあ、という、効果音がつきそうな笑顔で笑った。
風「！！」
女子「ほわぁ////////」
ふにゃっと笑ったアイツ。
というか、
…。覚えててくれた…？
先「じゃあ、風丸くん…青いポニーテールの子の隣に座ってね」
貴「はい」
風「……」
円「どうした？風丸」
風「いや…」
これはもう、神に礼を言いたくなった。
貴「…」
風「あ、と…俺、風丸。よろしく…」
貴「よろしくー」
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ユウ - 愛夢さん» ありがとうございます♪完結までどれくらいかかるのやら…笑 (2015年3月5日 23時) (
レス) id: 693af40879 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 神楽アイさん» !!ごめんよ〜!ありがとっ (2015年3月5日 23時) (レス) id: 693af40879 (このIDを非表示/違反報告)
愛夢 - 面白いですっ！これからも更新頑張ってください(*´ω`) (2014年4月21日 17時) (レス) id: 519d353efb (このIDを非表示/違反報告)
涼雲恵瑠 - 頑張れん( ´ u ` ) (2013年11月10日 20時) (レス) id: c9cc622cb2 (このIDを非表示/違反報告)
神楽アイ(プロフ) - ユウさん» ２２４話の自己紹介のところ見て！ (名前)にしてないっぽいよ？ (2013年9月13日 23時) (レス) id: b4c44d1881 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yumika/
作成日時：2012年3月15日 21時
