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(ataeーside)
與「で、詩のお母さんと社長には報告済み、次のお正月にはにっしーの実家に挨拶…展開早ない？」
「そうなの？」
與「そうなの？って…なあ、実彩子ちゃん！」
年越しライブの打ち合わせが終わって。
偶然全員時間があったという事で、俺らは晩ご飯を食べにきていた。
俺のツッコミに、不思議そうに首を傾げてる詩に、呆れつつも実彩子ちゃんに話を振ると。
宇「んー、まあねぇ」
くっつく前の遅さを考えると余計に…と苦笑する彼女に、詩は尚もピンときていない様子だった。
日「詩はその辺鈍感だよな」
浦「流石、今まで恋愛と無縁だっただけある」
「ええ？そうなの？千晃？」
伊「詩、何でも任せきりだと意外なとこで後悔するかもよ」
西「いーんだよ。詩は俺に任せてくれて」
にっしーが言い聞かせるように言えば、戸惑いつつも頷く詩。
ーーなんか、
與「気ぃついたら、結婚までいってそうやな」
末「それも、訳がわからんままに婚姻届に判押させそうだよな。西島は」
「私、そこまで間抜けじゃないよ！？」
西「俺の事何だと…」
ていうか俺らの問題に口出すなよ、と不満げなにっしー。
確かに、端から見ればお節介。
せやけど。
宇「散々心配させといてそれ言う？」
西「すみませんでした。感謝してもしきれません」
日「弱すぎだろ」
伊「宇野ちゃんには特に頭上がらないでしょ。にっしーは」
ケラケラと笑いつつ千晃が言う。
結果的に落ち着くところに落ち着いたから良いものの、にっしーと詩は今でもメンバーでしかない関係でもおかしくなかった。
ーーまあ、くっついた途端色々計画してるにっしーは、見てて何か腹立つけど、
良かったな、と。そこは素直に思う。
グループとして、仕事とは関係なくても。
長年抱えていた、AAAの１つのしこり。
それが、良い形に纏まって。
與「…なあ、相談…っていうか、もう決めてんねんけど」
ーーだからこそ、一つの決断を
末「どした？」
與「俺……留学する」
にっしーと詩だけやない。
AAAメンバーは、いつだって各々が前進する為に変化し続けて、頑張ってるから。
俺も、また一つ前に進む為に。
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海(プロフ) - 海音さん» ありがとうございます！次章もマイペースに更新していきたいと思っておりますので、またよろしくお願い致します！ (2020年2月20日 20時) (
レス) id: 37dc25736a (このIDを非表示/違反報告)
海音(プロフ) - 楽しく読ませて頂いてます！すごく面白いです!!次の章も楽しみです！これからも頑張ってください!! (2020年2月19日 23時) (レス) id: 8f38073b2c (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - ゆうさん» かなり長かったと思うのですが、ありがとうございます！マイペースな展開と更新になりますが、これからも頑張って参りますので、お付き合い頂ければ嬉しいです！ (2019年12月14日 18時) (レス) id: 37dc25736a (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 最初から一気に読んじゃいました！笑 とっても面白かったです！ これからも頑張ってください！ (2019年12月14日 16時) (レス) id: 3d09ff0bd0 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - ＥＹさん» ありがとうございます！ゆっくりで良いとお気遣いまでして頂き、本当に嬉しいです。マイペースに頑張って参りますので、これからもよろしくお願い致します！ (2019年11月18日 20時) (レス) id: 00727ba42b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海 | 作成日時：2019年11月9日 18時
