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(sueyoshi-side)
「…皆？」
浦「詩、可愛かったなぁ」
宇「子どもの頃、今よりも無邪気だったんだね」
與「子どもやもんな。ホンマ可愛かったわー」
「何？何の事？」
話が読めないらしい詩以外は、皆が何となく夢の事をしっかりと把握して。
西「なあ詩、子ども作ろう！詩そっくりの女の子！」
「いきなり何言ってるの！？」
日「西島それはセクハラ発言」
西「俺はただ天使に会いたいだけだから」
伊「確かに、もう一回会いたいかも…」
頭にはてなマークを浮かべる詩は眉尻を下げて俺を見てきた。
その目は「一体どういう事？」と訴えかけていて。
悪戯心から、俺はニヤリと笑って言う。
末「詩、俺のお嫁さんになってくれるんだって？」
「はい！？」
目を見開いた詩の両肩を素早く西島が掴んで揺さぶる。
西「ダメだー！！詩、嘘だよな？あれは冗談だよな！？」
與「いや、少なくともあのときの詩は本気やったで」
西「嘘だと言ってくれ！！」
「そもそも言ってないんですけど！？」
さっきから何の話なの！？と困惑する詩の言葉が楽屋に響いて。
莉「さっきから煩い！さっさと準備してください！」
そう莉子ちゃんが怒鳴り込みにくるまで、俺達は騒ぎ続けたのだった。
.
(更にオマケ hidaka-side)
「一体何だって言うの…？」
日「いや、詩。実はな───」
戸惑う詩に耳元でささやく。
「……」
日「というわけ」
「凄い夢だね……」
しかも皆同じ夢見てたの？と驚きつつ、詩は顎に手を当てて暫し考え込むと。
「大人の私より、子どもの私の方が良かった？」
少し拗ねたように口を尖らせて聞いてくる。
たまたま隣にいた直也くんと顔を見合わせて。
浦「……いや、」
日「やっぱり、」
浦日「「いつもの詩がいい」」
それを聞いた詩はクスリと笑って。
「良かった」といつもの控えめな笑顔を浮かべる。
子どもの頃の天真爛漫な詩も好きだけど。
俺らがよく知る詩らしい笑顔と言えば此方だと、改めて思った。
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海(プロフ) - くみさん» ありがとうございます！楽しんで頂けて、とても嬉しいです♪しかもかなり長かった筈なのに一気読みして頂いたとは…！本当にありがとうございます！マイペース更新ですが、これからも精一杯頑張りたいと思いますので、よろしくお願い致しますm(__)m (2019年6月22日 8時) (
レス) id: 00727ba42b (このIDを非表示/違反報告)
くみ(プロフ) - ものすごく楽しいです！！昨日から一気に読んでしまいました！これからも楽しみにしてますね！ (2019年6月21日 12時) (レス) id: 9ac3551b76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海 | 作成日時：2019年3月24日 19時
