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(sueyoshi-side)


真鍋さんの事は、驚くほどあっさりと解決した。



法律上は今後、詩に接近禁止となる事が決定しただけだったので、逮捕も罰金もない。



だけど、結果的に真鍋さんは実際にはそれだけでは済まされず、芸能界引退にまで追い込まれた。



1つは詩が警察に被害を訴えた事が報道されたこと。



そしてもう1つ。



沢本さんが書いた記事。


"真鍋裕也が追い込んだ芸能人の数々"


"綾瀬詩を狙い、事故を誘発したとの黒い噂"



この2つの記事が、真鍋さんを完全に追い詰めた。



前に宇野ちゃんに渡していた情報だけでなく、独自の取材でスタッフから例の事故が仕組まれていたという証言と、その前日の夜に真鍋さんをスタジオで見かけた人がいるとの目撃情報まで書かれていて。



こんな証拠、どうやって集めたんだと、事実だけは知っていた俺達が1番驚いた。




1度は詩を追い詰めた記者である沢本さんも味方になってくれた事で。



今後真鍋さんが詩に悪影響を及ぼす心配も殆ど無くなったのだった。









日「またその記事見てんの?」



少し呆れたように笑いながらソファに座ってた俺の隣に腰掛けた日高は、ホウと嘆息した。



日「しっかし、敵にまわしたら恐ろしいけど、味方ならこんなにも頼もしい人もいないよな」


末「……ちゃんと、謝罪してくれたしな」



最初の印象は悪かったけど、きっちりと非は認める仁義の通った女性。



末「ああいう人、嫌いじゃない」


日「まー、秀太はそういうきっちりした子、好きだよね。俺は記者と言えば、あの子好きだけどなぁ。フワフワした感じで、えっと……ほら、前に一度AAAとしても取材してもらったことのある、詩のファンの…」


末「ああ、高遠さん」



沢山特徴を挙げられて、ふと思い出す。



末「確かに、可愛い子やったな」


日「やだ秀ちゃん、見境なしー?」


末「は?」


日「ごめん、真顔はやめて」



軽口を叩き合いながら、そういえばあの記者はああだ、こうだなんて話が盛り上がって。





とっくに休憩時間が終わっていると、互いのマネージャーが叱りに来るまで後数分。

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(プロフ) - くみさん» ありがとうございます!楽しんで頂けて、とても嬉しいです♪しかもかなり長かった筈なのに一気読みして頂いたとは…!本当にありがとうございます!マイペース更新ですが、これからも精一杯頑張りたいと思いますので、よろしくお願い致しますm(__)m (2019年6月22日 8時) (レス) id: 00727ba42b (このIDを非表示/違反報告)
くみ(プロフ) - ものすごく楽しいです!!昨日から一気に読んでしまいました!これからも楽しみにしてますね! (2019年6月21日 12時) (レス) id: 9ac3551b76 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年3月24日 19時

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